19.65UT m1=10.9, DC=5, dia=0.8' (20.3cmSCT 100x)
夜半前になって晴れてきたので、急いでセットして観測。20センチ62倍でかすかにしかわからななかったが、100倍以上で注視すると集光のある姿が見えてきた。目が慣れると意外と見やすい。133倍~167倍の方が見やすい。光度は11.2等星と10.5等星の中間程度。10.9~11.0等か。観測後にまた曇ってしまった。
07.48UT m1=10.7, DC=5, dia=1.5' (20.3cmSCT 100x)
20センチ62倍で最初は微星状だったが、目が慣れると見やすくなる。非常に集光して小さい。光度はちかくの10.61等星より暗いが10.81等星以上はある。1日早ければ北極星と共に見えたが、残念。
08.79UT m1=10.5, DC=5, dia=1' (20.3cmSCT 100x)
昨日見たばかりだが、条件が良くなったぶん見やすい。62倍では微星状。鋭い集光がある。光度は10.3~10.7等か。
67Pや141Pは見えなかったが、月や金星・αLeo、火星、木星の集合は見事だった。
24.79UT m1=10.0, DC=5, dia=1.5' (20.3cmSCT 100x)
20センチ62倍でやや拡散した微星状。明るいが星図なしでは見つけられなかった。よく集光して星状核がある。100倍以上で見やすい。光度は9.9~10.1等か。
03.54UT m1=9.7, DC=5, dia=1.5' (20.3cmSCT 62x)
夕方の低空になり、条件は悪化したはずだが、透明度と、彗星自体が増光したせいか見やすくなっている。20センチ62倍でも強い集光がわかる。薄いが見やすい。200倍以上だと星状核はわかりにくい。光度はちかくの9.68等星とほぼ同じ。9.98等星とも近い。9.7~9.8等か。下方に尾があるような気もする。
(追記)観測時は、尾の方向が想像していたものと違っていたので自信がありませんでしたが、スケッチの尾の方向と、計算による反太陽方向は一致していました。
- 16.81UT m1=9.0, DC=5, dia=2.5' (20.3cmSCT 36x)
明るくよく輝く。20センチ62倍で導入した際、尾が下方に伸びているような気がしたが、あまり自信はない。どの倍率でも星状の核がわかる。167倍では11等の恒星状。光度は、8.5等星よりは暗いが8.9~9.0等はありそう。9.0等星よりは明るい。
W2パンスターズ彗星はわからず(12等以下)。最微星は13.0等程度の条件。
(追記)スケッチの尾の方向は反太陽方向とずれているので、こちらの方は幻影だったかもしれません。