ほぼ曇り空だったが、月が見えたので諦めず5cm双眼鏡で探し続けたところ、4時40分ごろ(高度2.8°、太陽高度-12.6°)に雲間から一瞬尾を伸ばした小さい彗星の姿が!ほんの数十秒で見えなくなった。その後もしばらく雲を眺め10分以上経って、諦めて帰ろうかと思った頃に、雲の上から再び小さく輝く彗星が見えた。その後はずっと見え続け、βLeoよりやや暗く見えた。月の下の星(σLeo 4.0等)よりは明るい。尾は月より短く、コマは月の輝面幅以下?
(追記)手持ちの携帯でも撮影しましたが、4年前のiPhone SEでは非力なのか、彗星は写りませんでした。ゴルフ練習場のフェンスの左端の上辺り(画面中央やや右下)にあるはずなのですが。
C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2023A3 2024 09 30.83 aI 2.0:HV 5.0B 7 2 8 15 m ICQ XX AIK
2024年10月1日4時55分(TZ=+9)の小数表記:30.82986UT = 30.83066TT (ΔT=69s)
r=0.400au Δ=0.774au
t - T = +3.1days(近日点通過から3.1日経過)
α=11h02.7m δ=-5°46'(2000.0)
α=11h03.9m δ=-5°54'(視位置)
高度 alt=6.3°(大気差を補正した見かけ高度=約6.5°)/方位角 A=102.0°(東南東)
太陽離角 Elong◉=21.6°
位相角 β=113.0°
太陽の方向角 =83.8° 太陽の反対方向(尾の方向)=263.8°(2000.0)
天文薄明始=1日4時12分 太陽高度 alt◉=-9.4°
天頂方向角 V=-52.7°(北から東回り) / V+180=127.3°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=27.75 月離角 Elong☽= 13°(地心) 月高度 alt☽=11.7°
軌道の元期:20241004 (観測日は元期から-3.2日経過)
絶対等級M1 = 2.6等(1auからの光度)
2'のコマ実直径 = 6.7万km(月軌道円の0.1倍)
15'の尾の実長 = 0.00366au (55万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=562km