先週はかすかでほとんど分からなかったが、今日は明瞭にわかる。ほとんど星状だが隣の5等星と比べるとわずかに拡散しているのがわかる。バックの空は明るいが彗星は埋もれない。尾はあるような?
彗星アーカイヴ
20cmなどの眼視観測によるスケッチがメイン。ごく稀に写真。「投稿日」は観測日時に合わせてます。
昔のスケッチもこっそり上げるため、突然10年以上前の「投稿日」が出るかも。
前回よりも輝きを増している。核がやや目立ってきた。コマは目が慣れると大きく拡がっている。尾は見えそうな気もするが不明瞭。5cm7倍双眼鏡で存在がわかるかどうか。
実に4ヶ月ぶり。バーストしていない平常な姿では初めて。夕空の低空にもかかわらず、11cm40倍で明瞭なコマ。集光があるのがわかる。輝くほどではない。光度はそばの8等星よりは明るく7.2等星と比較できるほど。
20cm36倍でともかく大きい。非常に淡く拡散しているが、集光はある。62倍で1'程度の中央集光がわかる。周辺はどこまであるのかわからない。167倍で集光部のみ。核は不明。光度は8.56等星よりわずかに暗く8.65等星よりわずかに明るいとした。5cm7倍双眼鏡でも存在がわかる。拡散しているが、6等星がじゃまで測光がしにくい。
11cm40倍で淡く大きく拡がったコマがわかる。注視すると小さい中央集光がわかる。10等ぐらいかと思ったが、付近の星と比較すると9等以上はありそう。11cmの集光力不足は否めない。透明度の悪さもありそう。
9等星のそば。20cm36倍で小光斑としてわかる。62倍で弱い中央集光がわかる。103Pよりは集光している。光度は9.5等星以下、9.8等星とほぼ同じ。人工衛星が多い。10等の微光流星が高速で流れた。
20cm36倍でほとんど集光のない大きめのコマがわかる。62倍に上げると、拡散してかえって見にくくなる。12.0等の恒星がコマの中心にあり、核のよう(光度への寄与分は0.1等程度)。時間がなくスケッチはほとんど見取り図になってしまった。
- 167倍スケッチ(簡略)
- 07.44UT m1=11.5, DC=5, dia=1' (20.3cmシュミットカセグレン 100倍)
しばらく薄雲がかかり見えたり見えなかったりだったが、19:40すぎにようやく晴れはっきりわかるようになってきた。167倍では集光自体は強くなく、惑星状星雲のような小円盤状。シーイングで核が潰れているのか?100倍ではほぼ星状。ちかくの11.6等星とほぼ同じか、わずかに明るい。
ほとんど集光のない大きいコマ。20cm62倍で意識してわかる。倍率を上げれば弱い集光はわかるが、淡いので核の偏心はいまひとつわからない。103Pより集光は弱く、大きい。光度は10.3等+11.0等の合成等級とほぼ同じ。NGC2604は意識しなかったので見なかった。