彗星アーカイヴ

20cmなどの眼視観測によるスケッチがメイン。ごく稀に写真。「投稿日」は観測日時に合わせてます。
昔のスケッチもこっそり上げるため、突然10年以上前の「投稿日」が出るかも。

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  • 30.85UT m1=6.2:, DC=6-7, dia=4' (11.0cmマクストフカゼグレン 40倍)

透明度が最良ではなかったので、あまり期待していなかったが、金星からたどってすぐに探し出せた。かなり明るく視野に唯一見えている7.1等星(7.3HK)より0.5~1.0等明るい。非常に集光が強いがコマは小さい。尾は薄明のためか、わからず。

(追記)7.3等の比較星との高度差による大気減光(0.08等)を考慮し、7.3等星(見かけで7.2等級)より1.0等級明るい約6.2等と見積もりました。

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  • 21.84UT m1=6.9, DC=5-6, dia=5' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

木の枝の間から見なければならないほどの低空。次第に見やすくはなったが、薄明が始まっていた。先週より明らかに輝きを増し明るくなっている。近くの6.2等星よりは暗いが6.9等星・7.2等星・8.1等星よりも明るい。かなり集光度も高い。尾はわからず。

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  • 2020M3_005.jpg
  • 21.64UT m1=8.8:, DC=4, dia=6' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

輝星に挟まれている。よく集光した小さな部分が見える。今日の(今まで見た)彗星で一番見やすい。注視すると、淡く広がった部分が輝星を越えて広がっている。このため光度は測りにくい。

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  • 0029P_016.jpg
  • 21.61UT m1=12.2, DC=5, dia=1' (20.3cmシュミットカセグレン 167倍)

バースト初期の集光の強く小さい姿が確認できた。20cm100倍で微星状に見え、高倍率の方が見やすい。星状核(13等~)のある姿。光度はとなりの12.0等星とほぼ同じかわずかに暗い。5年ぶりの観測のようだ。

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  • 0156P-2020_002.jpg
  • 21.51UT m1=10.4, DC=5, dia=2.5' (20.3cmシュミットカセグレン 100倍)

まだ上弦の月が残る中、前回よりも良く見えた。20cm62倍で微星状。100倍以上で拡散。167倍で核のような光点がわかり集光が強い。光度はとなりの10.7等星TJ(10.4U4)よりやや明るく10.2等星TJ(9.9U4)より暗い。

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  • 0088P-2020_002.jpg
  • 21.38UT m1=10.4:, DC=4, dia=1' (20.3cmシュミットカセグレン 167倍)

上弦の月が近かったが、透明度のおかげで確認できた。かなりかすかで20cm133倍~207倍で辛うじてわかる。小光斑で集光がある。133倍程度の低倍率の方がコマは見やすいが、207倍で中央集光はわかる。光度は近くの10.4等星か11.0等星とほぼ同じ。30分間で移動を確認。

去りゆく周期彗星 - 88P/Howell ハウエル彗星

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  • 0088P-2020_001.jpg
  • 14.40UT m1=10.0, DC=4-5, dia=1' (20.3cmシュミットカセグレン 167倍)

天候が悪くほとんど今回帰はあきらめていたが、なんとか間に合った。20cm100倍以上で存在がわかる。ほとんど同じ位置に12等の微星があり、核のような光点に見える。206倍では分離できる。小さく集光しているが、コマの拡がりもありそう。周囲は光害に埋もれ微星も少ない。みるみるうちに高度が下がって見にくくなった。彗星は結構明るいかも。

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  • 2020S3_002.jpg
  • 13.83UT m1=8.0, DC=5, dia=4.5' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

2週間でまったく姿が変わってしまった。20cm62倍でよく集光した輝く姿。明るい。M3アトラスよりも明るく見える。2P/エンケ彗星の2態を連想した。317倍で12等以下の微星状核があるよう(シーイングが悪い)。光度は7.5等星よりやや暗く8.1等星に近い。尾が伸びるようにも見えるが気のせいか。

(追記)エンケ彗星は、日心距離が遠い時(地球軌道付近にある時)は拡散していますが、太陽に近づくと集光の強い、よく輝く姿に変貌します。

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  • 2020M3_004.jpg
  • 13.80UT m1=8.5, DC=3, dia=7' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

20cm62倍で視野に入れてもすぐには見つからない。位置を知ってから見ると、淡く大きな拡散した姿が見えてくる。集光は弱い。いかにも地球に接近した小彗星・周期彗星の雰囲気。5cm双眼鏡では存在はわかるが、同じ光度の微星(7等)と紛れてしまった。