星雲星団スケッチ

現在は20cm+夏の天の川が辛うじてわかる程度の住宅地でのスケッチがメイン。昔記録していた8cm屈折でのスケッチがあれば、同時にアップしていきます。更新日は、必ずしも観測日ではありません。
記事中の性状(光度、視直径)などは特筆しない限り観測時に測定したものです。カタログ値ではありません。

M61=NGC4303,NGC4292

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  • 2019年1月10日4時44分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm/視野31')

一見して拡散して大きい雲状。10等の恒星状の核がある。雲自体は集光は弱く、平坦だが見やすい。周囲は拡散してひろがっている。雲は注意すると、輝点などの濃淡がありそう。ちかくにNGC4292がある。20cm62倍では微星状で、気づかなければ見逃す。集光が強い。

NGC4565

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  • 2019年1月10日4時07分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm/視野31')+天頂プリズム使用

一見して潰れているのがわかる。集光部が楕円で長軸は薄くなりながら、どこまでも伸びている。中心核がありそうだが倍率をあげても核は見えてこない。20cm167倍で集光の端に微星状の核?中心の近くに微星があり、その側の雲が不自然に途切れ暗黒帯を思わせるが、不明瞭。206倍で、輪郭がスパッと切ったよう。

(追記)極めて有名な銀河で改めて説明するまでも無いでしょう。英語名は"the Needle Galaxy"(針状銀河)「紡錘状銀河」の代表的存在ですが、日本語の「紡錘状銀河」がこの銀河の固有名詞というわけではなさそうです。中心近くを暗黒帯が貫いていますが、20cmではギリギリ見えるかどうか。写真の先入観の影響を受けているかも知れません。8cmクラスの小口径でも細長い腕は見ることができます(記事の続きのスケッチ参照)。

M59,M60,NGC4638,4647,IC809

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  • 2019年1月4日5時15分 20.3cm/F10シュミットカセグレン62倍(PL32mm/視野50')+天頂プリズム使用

個々の銀河は20cm100倍以上が良いが、同一視野に入れるため、62倍(視野50')でスケッチ。

  • M60=NGC4649(9.5等 径3'×2' DC=5-6相当)最初に目に入る。明るくよく集光。大きさもある。注意するとわずかに楕円を帯びている。NGC4647(11.5等 径2' DC=3相当)はそれに接した銀河。M60とほとんど接している。集光は弱く、意識しないと見逃しそう。
  • M59=NGC4621(10.0等 径3' DC=6相当)こちらも集光が強く見やすい。中心は星状核。M60よりは小さいが100倍以上で注意すると細長く伸びるのはわかる。
  • NGC4638(11.0等 径2'×1')は、小さいが明るく20cm62倍では一見すると微星状。100倍以上で細く伸びるのはわかる。
  • IC809(12等 径1' DC=3相当)スケッチを終えようとした時、写真で知って見てみた。20cm62倍でも注意するとかすかな円形の彗星状。集光は弱い。100倍以上が良い。

M58=NGC4579

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dso_1240-editPosi-30-0.7.jpg

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  • 2019年1月4日4時22分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm/視野50')

非常に中心部が明るい。中心核は恒星状。まわりを淡い雲が取り巻くが、注意すると円形ではなくやや潰れている。雲に濃淡がありそうだが、渦巻きまでが及ばない。

M89=NGC4552,4550,4551

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  • 2019年1月3日4時14分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm/視野50')
  • M89(光度10.0等 径3')非常に集光が強く、中心は星状。淡い雲がまわりを囲む。端に微星が付く。20cm167倍で見やすい。ほぼ円形。
  • NGC4550(光度11.5等 径2'×1')よく集光した小さい星雲。低倍率では星に近い。DC=7相当。20cm100倍では円形だが167倍で細長い。
  • NGC4551(光度12.0等 径1')4550よりは暗い。集光も弱い。ほぼ円形。DC=5相当。62倍では微星状。

(補足)広視野ではM90と同一視野に入ります。

M90=NGC4569

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  • 2019年1月3日4時14分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm)

一見して恒星状の核が目立ち、ごく淡い雲が取り巻いている。ほぼ円形だが20cm167倍では細長く見える気がする。

(補足)広視野ではM89と同一視野に入ります。

M91=NGC4548

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  • 2019年1月3日3時44分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm)

やや集光のある見やすい星雲。20cm100倍程度では、一様な円形の雲に見えるが、167倍では星雲の中に中心を貫く棒状の構造がある気がした。後に写真で確認すると、確かに棒渦巻きのようだ。

(補足)メシエ天体カタログの中で、いわゆる「行方不明天体」の一つです。この、NGC4548とする説が有力です。8cm程度の小口径望遠鏡でも見ることができます。近くのNGC4571だとする説もありましたが、メシエが所有していた小口径望遠鏡では見ることは困難だったはずです(この記事の続きの、8cm望遠鏡でのスケッチ参照)。

M88=NGC4501

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  • 2019年1月3日3時30分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm)

大きく見つけやすい。弱めに集光し、雲が長く伸びているのがわかる。両側から微星が挟んでいるが、雲の長軸はそれとずれている。20cm100倍で雲の中に微星があるよう。

NGC2537

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  • 2019年1月3日1時45分 20.3cmシュミットカセグレン167倍(PL12mm)

淡く平坦な星雲。一様ではなく濃淡がありそうだが、具体的なところまではわからない。

NGC2500

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  • 2019年1月3日1時45分 20.3cmシュミットカセグレン167倍(PL12mm)

平坦で大きい星雲。64Pのように拡散している。淡いが一度見つけるとわかりやすい。

(追記)この銀河は、NGC2841グループの一員で、約2000万光年先にあるとみられています。