核の輝きもさることながら、そこから吹き出るジェットも見事。特に核の西側のものは濃く尾へつながっている。K.20では尾が2度近くのびているのがわかる。コマ直径の測定が難しい。どこまでがコマなのか?M71が尾の中に、73倍でかすかに見える。尾のモヤで見にくい。
5cm7倍双眼鏡スケッチ
- 06.84UT m1=2.0, DC=7, dia=15', tail=3° (5.0cm双眼鏡 7倍)
- 06.84UT m1=1.9, DC=-, dia=-, tail=1° (0.0cm肉眼 1倍)
コマから放射状に尾が幅広く伸びている。尾の一部はかなり遠くまで伸びているよう。尾の付け根の濃淡がわかる。光度はγCygなみ。肉眼でも、尾の形状が見えつつある。光度はγCygより0.1等以上明るい。
C/1995 O1 (Hale-Bopp) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 1995O1 1997 02 06.82 8.0R11 46 13 7 1.5 AIKxx
1995O1 1997 02 06.84 2.0 5.0B 7 15 7 3 AIKxx
1995O1 1997 02 06.84 1.9 0.0E 1 1 AIKxx
1997年2月7日4時45分(TZ=+9)の小数表記:06.82292UT = 06.82365TT (ΔT=62.4s)
r=1.299au Δ=1.889au
α=19h55.6m δ=+18°28'(2000.0)
α=19h55.5m δ=+18°27'(視位置)
高度 alt=13.7°/方位角 A=77.0°(東北東)
太陽離角 Elong◉=40.0°
位相角 β=29.2°
太陽の方向角 =146.4° 太陽の反対方向(尾の方向)=326.4°(2000.0)
天文薄明始=7日5時11分 太陽高度 alt◉=-23.3°
天頂方向角 V=-56.2°(北から東回り) / V+180=123.8°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=28.64 月離角 Elong☽= 34°(地心) 月高度 alt☽=-12.7°軌道の元期:19970313 (観測日は元期から-34.2日経過)
13'のコマ実直径 = 106.9万km(月軌道円の1.4倍)
1.5°の尾の実長 = 0.10632au (1590万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1370km