このサイトについて。

2006年開設、2013年5月再建。自分が見た天文現象(主に眼視&スケッチ)をただひたすらあげていく感じで。彗星とか、小惑星による恒星食とかに興味があるようです。昔のスケッチあげたり懐古趣味にも浸りたいかと。更新情報は@akwr2でも。

  • 彗星アーカイヴ中の「投稿日」は、観測日時です(数日から数十年の間隔が空くこともあります)。
  • 星雲星団スケッチの「投稿日」は観測日時ではありません(文字通り記事作成日です)。

M8=NGC6523(干潟星雲),NGC6530

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  • 2019年4月16日3時40分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm)

M8は、一つの微星のまわりが著しく集光して、一点が輝くよう。20cm167倍では微星を頂点にした三角形。隣の輝星やそのさきまで淡い光芒が連なる。注視すると、星団側の南西にもやや集光した雲があり、輝星側とは暗黒帯で隔てられている。輝星側の雲はさらに西にごく淡く大きく広がる。星団はやや規則的配置が目立つ。星雲はこの星団にはかかっていない模様。

(補足)M8は「干潟星雲」"The Lagoon Nebula"として知られ、肉眼や小型双眼鏡でも存在がわかります。南北に走る暗黒帯は、空が良ければ8センチクラスの小口径でもわかります(記事続きのスケッチ参照)。小口径の場合は、そばの散開星団NGC6530の方が目立ちます。

M28=NGC6626

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  • 2019年4月13日3時34分 20.3cm/F10シュミットカセグレン206倍(SP9.7mm)

20cm62倍でよく集光した雲状。206倍で一様な円形の雲ではなくいびつであることがわかる。中心が円形でない。数個の星に分解出来る。M14とは違い粗い感じ。

M14=NGC6402

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  • 2019年4月13日3時11分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm)

20cm62倍で大きな星雲状。集光は弱い。100倍でも変わらず、206倍で周辺の星が2~3個見え始めるが、雲が星の大集合という実感はない。206倍(15')では視野に星がほとんど見えずピントすら合わせられないので、100倍(31')でスケッチ。

M10=NGC6254

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  • 2019年4月9日3時40分 20.3cm/F10シュミットカセグレン206倍(SP9.7mm)

20cm62倍で集光のゆるい星雲状だが、すでに雲が繊細な微星にいくつか分解できる。206倍でかなり星に分かれる。M12ほどの派手さはないが、微星でびっしり詰まって圧巻。500倍でさらに微星は増える。星の間にさらに星がある。スケッチはキリがない。

M16=NGC6611、IC4703(わし星雲)

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  • 2019年4月5日4時00分 20.3cm/F10シュミットカセグレン100倍(PL20mm)

20cm62倍で明るい星の星団が目に入る。輝星の重星や7つ程度の星列があるがまばら。この星の南側と別の輝星の間に、注意するとごく薄い星雲が見えてくる。M20をやや薄くした感じ。100~167倍でもまだ星雲は見えている。167倍でも濃い部分は意外と薄れず、暗黒星雲が見えそう。

(補足)「わし星雲"The Eagle Nebula"として著名なM16ですが、厳密にはM16は散開星団NGC6611で、わし星雲にはIC4703の別名が与えられています。メシエが用いた小望遠鏡でわし星雲を見ることは困難だったはずです。一方で、メシエ自身が"星団にほのかな光芒が絡まっている"と記述していたため、M16を散光星雲とみなすこともありますが、わし星雲自体は星団を(一部しか)覆っていないため、メシエは見かけの星雲を見ていた可能性があります。

私自身は、8cmで数回このM16を見ていますが、その時はわし星雲を見たことがなく、20cmで初めて確認できました。薄いわりには存在ははっきりしていて、倍率を上げるとグロビュールが見えそうな気がしました。さらに大口径なら本当に見えるのでしょう。M20よりも更に淡い光芒ですが、空が極めて暗いか、天頂付近に星雲が差し掛かる南半球であれば、小口径でもわし星雲を見ることが出来るかもしれません。

M12=NGC6218

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  • 2019年4月5日3時16分 20.3cm/F10シュミットカセグレン206倍(SP9.7mm)

20cm62倍で大きな星雲が見え、既に多くの微星に分解しているのがわかる。三方を輝星が囲み、南の一つは雲に接している。206倍ではさらに多くの微星が見え、散らばる。いくつかは重星状。雲の輪郭も不規則で、それも分解できそう。317倍で微星は見やすくなるが、迫力には欠ける。

M69=NGC6637

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  • 2019年4月3日3時57分 20.3cm/F10シュミットカセグレン206倍(SP9.7mm)

M62とは対照的に、ほとんど集中しない平坦な星雲状で径は大きい。薄いが20cm62倍でもすぐ見つかる。207倍でもほとんど星には分かれない(2~3個見えそう)。500倍でも星はほとんど見えない。視野にはほとんど星が見えず、北の輝星のみ目立つ。