このサイトについて。

2006年開設、2013年5月再建。自分が見た天文現象(主に眼視&スケッチ)をただひたすらあげていく感じで。彗星とか、小惑星による恒星食とかに興味があるようです。昔のスケッチあげたり懐古趣味にも浸りたいかと。更新情報は@akwr2でも。

  • 彗星アーカイヴ中の「投稿日」は、観測日時です(数日から数十年の間隔が空くこともあります)。
  • 星雲星団スケッチの「投稿日」は観測日時ではありません(文字通り記事作成日です)。

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  • 01.79UT m1=11.0, DC=4, dia=2.5' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

20cm62倍ではすぐはわからなかったが、注視すると光斑が浮かび上がってきた。4Pよりは見やすい。やや集光している。月が近い上に結露がひどく、微星が見にくくなっている。

(補足)平凡な新彗星のようですが、近日点距離が3au以上ある遠方の彗星です。変化が期待できない反面、来年・2022年春までは明るく見られそうです。

2021年初観測 - 4P/Faye フェイ彗星

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  • 01.78UT m1=11.3, DC=3, dia=2' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

20cm62倍では拡散したかすかな姿。100倍でもあまり見やすくはない。167倍でわずかに集光。67Pや29Pとは対照的。2006年以来15年ぶり。

(補足)典型的な木星族周期彗星です。私が1991年に8cm望遠鏡で初めて見て以来、3回目の再会です。近日点通過は9月でもう過ぎていますが、しばらくは好条件が続きます。

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  • 0067P-2021_001.jpg
  • 01.75UT m1=10.5, DC=5, dia=1.5' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

20cm62倍輝星(ιAur)のゴーストのよう。微星と雲が混じったような姿。29Pのように明るく見やすい。100倍で集光の強い小さい姿。206倍で星状核がはっきり。尾があるような気もするが、よくわからない。短時間でも移動するのがわかる。

(解説)2014年に彗星探査機「ロゼッタ」が到達し、着陸機「フィラエ」による史上初の彗星面軟着陸を果たされた彗星として有名です。条件が揃えば今回のように明るく見られますが、それ以外の回帰ではなかなか見やすくはならず、私がこの彗星を見ることができたのは、この日が初めてでした。この彗星に関して多くのことがわかってきましたが、今後の明るさ・見え方は観測し続けないとわかりません。写真ではコマから伸びる細長い尾が捉えられてます。

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  • 01.73UT m1=10.7, DC=7, dia=0.7' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

20cm62倍ですぐ目に入り、ただの10等星かと思って見過ごした。星図と比較して彗星だとわかった。見やすい10等星で、注意するとわずかに恒星と違って拡散するのがわかる。集光が強い。

(補足)時折バーストを起こして増光している29Pですが、今回のバーストは(私にとっては)2009年以来の大きなもので、当時の最大光度10.8等を上回るものです。もちろん8cmクラスの小口径でも見えるはずです。

M71=NGC6838

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  • 2021年7月18日2時30分 20.3cmシュミットカセグレン167倍+天頂ミラー

20cm62倍で平坦な雲状だが、2~3の星に分かれる。100倍以上で密集した星々に分かれ始める。133~167倍で最も見やすい。細長く星が集まっている。206倍では構造がわかるが、拡散してしまう。M56同様星が描ききれない。視野の上方(北)にも微星が密集して、これも星団なのかと思う。

(補足)や座にある唯一のメシエ天体です。私にとっては、1997年に接近したヘール・ボップ彗星がM71をかすめて行った時の印象が強く残っています。

M57=NGC6720 (環状星雲)

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  • 2021年7月18日1時30分 20.3cmシュミットカセグレン500倍+天頂ミラー使用

20cm62倍で淡いが、光沢のある楕円リング。中空であることもわかる。500倍まで一気に上げるとだいぶ薄れるがそれでも迫力が増す。輪郭が単純な楕円ではなくややイビツであることもわかる。リングの縁の帯は長軸側で途切れるが連続的。内部の雲と一体化している。長軸方向にガスが漏れているようにも見える。星はなく、唯一、星雲そばの微星がアクセントになっている。中心星は見えない。

(補足)こと座のリング星雲・ドーナツ星雲として特に有名な惑星状星雲です。中心星は15等級で20cmでは及びません。記事の続きに20cm206倍や8cm屈折でのスケッチを掲載しています。

M56=NGC6779

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  • 2021年7月18日0時50分 20.3cmシュミットカセグレン250倍+天頂ミラー使用

20cm62倍でも適度に集中した雲状で、いくつかの微星が分かれて見える。250倍でさらに中心部が微星で埋め尽くされている。星に分かれない雲も周辺に拡がる。317倍でも密集しているが500倍ではまばらになってしまう。

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  • 2020R4_002.jpg
  • 14.77UT m1=9.6, DC=2, dia=5' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

非常に拡散して大きい。20cm62倍で目をそらして小さい集光部とそれを取り巻く淡いコマ。中心部が定めにくい。36倍で掴みどころのない大きく拡散したコマ。光度は近くの9.8等星よりやや明るい。9.3等星よりは暗い。100倍ではほとんどわからない。