このサイトについて。

2006年開設、2013年5月再建。自分が見た天文現象(主に眼視&スケッチ)をただひたすらあげていく感じで。彗星とか、小惑星による恒星食とかに興味があるようです。昔のスケッチあげたり懐古趣味にも浸りたいかと。更新情報は@akwr2でも。

  • 彗星アーカイヴ中の「投稿日」は、観測日時です(突然、数十年前の日付の記事がアップされることがあります)。
  • 星雲星団スケッチの「投稿日」は観測日時ではありません(文字通り記事作成日です)。

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  • 09.80UT m1=9.1, DC=3, dia=4' (11.0cmマクストフカゼグレン 40倍)

11cm40倍で淡く大きく拡がったコマがわかる。注視すると小さい中央集光がわかる。10等ぐらいかと思ったが、付近の星と比較すると9等以上はありそう。11cmの集光力不足は否めない。透明度の悪さもありそう。

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  • 2023H2_001.jpg
  • 21.82UT m1=9.8, DC=3-4, dia=3' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

9等星のそば。20cm36倍で小光斑としてわかる。62倍で弱い中央集光がわかる。103Pよりは集光している。光度は9.5等星以下、9.8等星とほぼ同じ。人工衛星が多い。10等の微光流星が高速で流れた。

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  • 0103P-2023_002.jpg
  • 21.80UT m1=9.6, DC=2, dia=6' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

20cm36倍でほとんど集光のない大きめのコマがわかる。62倍に上げると、拡散してかえって見にくくなる。12.0等の恒星がコマの中心にあり、核のよう(光度への寄与分は0.1等程度)。時間がなくスケッチはほとんど見取り図になってしまった。

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しばらく薄雲がかかり見えたり見えなかったりだったが、19:40すぎにようやく晴れはっきりわかるようになってきた。167倍では集光自体は強くなく、惑星状星雲のような小円盤状。シーイングで核が潰れているのか?100倍ではほぼ星状。ちかくの11.6等星とほぼ同じか、わずかに明るい。

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  • 0002P-2023_001.jpg
  • 18.79UT m1=9.8, DC=2, dia=3' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

ほとんど集光のない大きいコマ。20cm62倍で意識してわかる。倍率を上げれば弱い集光はわかるが、淡いので核の偏心はいまひとつわからない。103Pより集光は弱く、大きい。光度は10.3等+11.0等の合成等級とほぼ同じ。NGC2604は意識しなかったので見なかった。

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  • 0103P-2023_001.jpg
  • 18.77UT m1=10.1, DC=4, dia=2' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

ぎょしゃ座の天の川の中にあって、視野に輝星・微星が非常に多い。103Pはその中に埋もれるようにしてある。小さくやや集光しているが20cm62倍で注意するとコマは拡がっているよう。光度は10.14等星とほぼ同じ。11.078等と12.00等の合成等級(10.68等)以上。9.9等以下。

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  • 2020V2_004.jpg
  • 18.72UT m1=10.4, DC=4-5, dia=2' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

だいぶ南に下がったが、集光の強い姿は健在。20cm62倍では見つからず、100倍で小さく集光した姿。再度62倍で見ると、淡いコマと中央集光がわかった。167倍で星状核がわかる。光度は9.76等星より暗く、10.78等星よりやや明るい。

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  • 24.77UT m1=7.6, DC=5-6, dia=3' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

20cm36倍で視野に入れた途端、8等のわずかにピントがボケた恒星のように見えたので星図で再確認して彗星だとわかった。かなり集光が強く高度が上がるとコマの輝きが増してきた。見え始めの頃の百武彗星を連想した。光度は7.04等以下、7.6~8.2等星とほぼ同じ。大彗星は間違いないだろう。導入時、人工衛星が何個も通過して邪魔だった(導入のためのスターホッピングができないほど)。観測終了は地上のLED照明のゴーストで見えなくなったため。