昨日は5cm双眼鏡で尾までよくわかったが、自宅からでは尾はおろか、存在すらかろうじて分かるほど淡い。20cm36倍で輝くほどではないが、よく集光したコマと淡くうっすら伸びる尾がわかる。62~100倍で核が輝きをもってくるが167倍では衰えてしまう。尾はごく淡いが長くのびている。光度は近くの6.7~8等星と同じ。
C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2023A3 2024 11 04.41 B 6.7 HV 20.3T10 36 3 5 15 m ICQ XX AIK
2024年11月4日18時44分(TZ=+9)の小数表記:04.40556UT = 04.40635TT (ΔT=69s)
r=0.992au Δ=1.097au
t - T = +37.7days(近日点通過から37.7日経過)
α=18h13.1m δ=+3°50'(2000.0)
α=18h14.3m δ=+3°51'(視位置)
高度 alt=29.4°/方位角 A=251.7°(西南西)
太陽離角 Elong◉=56.4°
位相角 β=56.4°
太陽の方向角 =248.6° 太陽の反対方向(尾の方向)=68.6°(2000.0)
天文薄明終=4日18時11分 太陽高度 alt◉=-24.7°
天頂方向角 V=50.4°(北から東回り) / V+180=230.4°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=2.87 月離角 Elong☽= 37°(地心) 月高度 alt☽=-6.1°軌道の元期:20241004 (観測日は元期から31.4日経過)
絶対等級M1 = 6.5等(1auからの光度)
3'のコマ実直径 = 14.3万km(月軌道円の0.2倍)
15'の尾の実長 = 0.00576au (86万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=795km