(5cm7倍双眼鏡)だいぶ暗くなってひと目では見つからないが、一度見えると淡く長い尾がわかる。30分角程度は見やすく、目をそらすと1度以上は伸びているのがわかる。コマの集光、輝きは強くない。光度は隣の5等星よりは暗いが、まだ付近の6.4等星などとほぼ等光。視野内を人工衛星がひっきりなしに通る。常に1個以上見えているような状態だった。
小川町まで来て見たが、はくちょう座の天の川がほんのりわかる程度。それでも自宅よりは2等級暗い星が見える。
C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2023A3 2024 11 03.39 B 6.5 HV 5.0B 7 6 5 1.3 78 ICQ XX AIK
2024年11月3日18時20分(TZ=+9)の小数表記:03.38889UT = 03.38969TT (ΔT=69s)
r=0.972au Δ=1.061au
t - T = +36.6days(近日点通過から36.6日経過)
α=18h09.3m δ=+3°48'(2000.0)
α=18h10.6m δ=+3°49'(視位置)
高度 alt=34.0°/方位角 A=247.0°(西南西)
太陽離角 Elong◉=56.4°
位相角 β=58.2°
太陽の方向角 =249.0° 太陽の反対方向(尾の方向)=69.0°(2000.0)
天文薄明終=3日18時11分 太陽高度 alt◉=-19.7°
天頂方向角 V=48.3°(北から東回り) / V+180=228.3°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=1.86 月離角 Elong☽= 43°(地心) 月高度 alt☽=-9.4°軌道の元期:20241004 (観測日は元期から30.4日経過)
絶対等級M1 = 6.4等(1auからの光度)
6'のコマ実直径 = 27.7万km(月軌道円の0.4倍)
1.3°の尾の実長 = 0.02874au (430万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=770km