1週間で光度は下がったが、高度が上がった分輝きは、全く衰えない。20cm36倍で隣の4等星λOphにも負けない。鋭く輝く核から柔らかい光芒がすっと下方にのびている。尾の中に線がありそうだが構造はほとんどわからない。視野の端まで淡いながらも続いている。高倍率で核近傍のスケッチをしたかったがこちらのほうが見事だったので予定を変えた。終始雲が通過して、観測時間の3分の1も見えないかった。
C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2023A3 2024 10 20.40 B 4.4 HV 20.3T10 36 2 7 1.2 70 ICQ XX AIK
2024年10月20日18時30分(TZ=+9)の小数表記:20.39583UT = 20.39663TT (ΔT=69s)
r=0.702au Δ=0.597au
t - T = +22.7days(近日点通過から22.7日経過)
α=16h29.8m δ=+2°25'(2000.0)
α=16h31.0m δ=+2°22'(視位置)
高度 alt=22.6°/方位角 A=255.7°(西南西)
太陽離角 Elong◉=44.0°
位相角 β=99.8°
太陽の方向角 =252.2° 太陽の反対方向(尾の方向)=72.2°(2000.0)
天文薄明終=20日18時26分 太陽高度 alt◉=-18.9°
天頂方向角 V=51.7°(北から東回り) / V+180=231.7°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=17.61 月離角 Elong☽= 151°(地心) 月高度 alt☽=-2.2°軌道の元期:20241004 (観測日は元期から16.4日経過)
絶対等級M1 = 5.5等(1auからの光度)
2'のコマ実直径 = 5.2万km(月軌道円の0.1倍)
1.2°の尾の実長 = 0.01265au (189万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=433km