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03.54UT m1=9.7, DC=5, dia=1.5' (20.3cmSCT 62x)

夕方の低空になり、条件は悪化したはずだが、透明度と、彗星自体が増光したせいか見やすくなっている。20センチ62倍でも強い集光がわかる。薄いが見やすい。200倍以上だと星状核はわかりにくい。光度はちかくの9.68等星とほぼ同じ。9.98等星とも近い。9.7~9.8等か。下方に尾があるような気もする。

(追記)観測時は、尾の方向が想像していたものと違っていたので自信がありませんでしたが、スケッチの尾の方向と、計算による反太陽方向は一致していました。

2014S2_005.png

C/2014 S2 (PanSTARRS)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   2014S2  2015 11 03.54 xB  9.7 TJ 20.3T10  62   1.5 s5  ?         ICQ XX AIKxx

2015年11月3日21時56分(TZ=+9)の小数表記:03.53889UT = 03.53970TT (ΔT=69.4s)
r=2.144au Δ=1.874au
α=16h22.0m δ=+74°54'(2000.0)
α=16h21.7m δ=+74°52'(視位置)
高度 alt=25.4°/方位角 A=347.3°(北北西)
太陽離角 Elong=91.5°
位相角 β=27.6°
太陽の方向角 =206.4° 太陽の反対方向(尾の方向)=26.4°(2000.0)
天文薄明終=3日18時12分 太陽高度 alt=-61.0°
天頂方向角 V=43.0°(北から東回り) / V+180=223.0°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=21.54 月離角 Elong= 83°(地心) 月高度 alt=-12.2°
軌道の元期:20151025 (観測日は元期から9.5日経過)

絶対等級M1 = 8.3等(1auからの光度)
1.5'のコマ実直径 = 12.2万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1359km

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