2009年10月7日にq=2.25auの近日点を通過した彗星です。10等級程度の微光彗星に終始しました。本来ならあまり記憶にも残らないような小彗星ですが、10等の暗さにもかかわらず太い尾が明瞭に見えたことはよく覚えています。
光度は私の9つの観測(グラフの赤丸)からはm1 = 4.42+5logΔ+11.50 log rが得られました。グラフの薄い青はCOBSに掲載されている光度観測値で、実際にはもう少し明るかったようです。
星記録を積んどくところ。@akwr2でツイートも。
2009年10月7日にq=2.25auの近日点を通過した彗星です。10等級程度の微光彗星に終始しました。本来ならあまり記憶にも残らないような小彗星ですが、10等の暗さにもかかわらず太い尾が明瞭に見えたことはよく覚えています。
光度は私の9つの観測(グラフの赤丸)からはm1 = 4.42+5logΔ+11.50 log rが得られました。グラフの薄い青はCOBSに掲載されている光度観測値で、実際にはもう少し明るかったようです。
11等星にほとんど接していて、12等の核がすぐわかる。注意すると淡い雲がある。集光は高い?100倍以下だと測光が難しい。
非常に集光が強く、核が輝く。20センチ62倍で容易に見つかる。100倍以上で見ると、コマが淡く拡がっているのがわかる。9等台かと思ったほど明るい。尾がある?
わずかながら輝きが弱まった?ほとんど見え方は変わらない。強い集光だが、核はあまり目立たない。雲が出てきたが、ギリギリで間に合った。
明らかに大きくなった。核の集光は弱まった。コマは円形ではなくやや尾があるように思える。光度自体はあまり変わってない?
依然として集光の強い姿。注意すると尾が伸びているのもわかる。81Pより明るい印象だが光度はほとんどかわらないようだ。
20センチ62倍で、小さいやや集光のある姿だったが、注視すると太い尾が伸びているように思える。200倍で核が分かる。光度は81Pと大差ない。
2週前とはまったく違う淡い拡散した姿。29Pに似ている。ただ、やや潰れているようにもみえる。注視すると、コマが拡がっているのはわかる。
もうムリかと思っていたが、意外とまだ見える。とはいえ、かすかで133倍が最も良い。小さく集光はあるようだ。このぶんでは最終観測になりそう。
先週で最終かと思ったが、意外とまだ見える。集光が強く、小さい。変形しているようにも思えたが、はがれ落ちた破片かはわからない。光度はちかくの11.6等星よりやや暗く、13等星より明るい。