- 30.83UT m1=11.4, DC=4-5, dia=2.0' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)
星図の日付を間違ったため見つけられなかったが、位置を調べ直して一度見えてしまうと、大きいコマがよくわかる。拡散しているが集光はある。20cm62倍でもわかる。光度は11.15~11.38等星と同じかわずかに暗い。11.76等星よりは明るい。
(補足)2024年11月初めにバーストを起こしたあと、11月下旬に再バーストを起こしたようです。私にとっては2011年以来3年ぶりの観測。
- 12.79UT m1=10.9, DC=2, dia=3' (20.3cmシュミットカセグレン 100倍)
2日前は淡すぎてスケッチしなかったが、改めて再挑戦。落ち着いて見ると淡く大きいコマが20cm100倍で見えてくる。非常に拡散しているが、167倍で中心の小さい集光部がわかる。光度は近くの10.9等星(10.63等U3)とほぼ同じ。
(追記)9月下旬の大規模バーストの後、10月下旬にもバーストがあった模様で、この時は核の北側に塊のようなものが写真で観測されています。
- 01.73UT m1=10.7, DC=7, dia=0.7' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)
20cm62倍ですぐ目に入り、ただの10等星かと思って見過ごした。星図と比較して彗星だとわかった。見やすい10等星で、注意するとわずかに恒星と違って拡散するのがわかる。集光が強い。
(補足)時折バーストを起こして増光している29Pですが、今回のバーストは(私にとっては)2009年以来の大きなもので、当時の最大光度10.8等を上回るものです。もちろん8cmクラスの小口径でも見えるはずです。
クリアな晴天に恵まれず、2週間ぶりの観測になってしまった。まったく変わり果て、ずいぶん拡散してしまった。光度は難しいが10.3~11.5等級ぐらい。
やや大きくなって彗星らしくなったが、依然集光が強い。高倍率で恒星状の核がある。
ほとんど恒星状で、なおかつ明るかったので12等星の方かと思って、星図を見直してしまったほど。わずかに拡散しているのは、62倍でもわかる。小さい惑星状星雲のよう。200倍でも、なお小さいが、コマはよく分かる。恒星状の核。
かなり拡散してきたが、62倍でも見える。わずかながら集光がある。コマはやや大きくなった模様。光度は12等級よりは明るいようだ。
正月の頃に比べるとだいぶ拡散し、62倍では見にくくなった。ただ、拡散しているためか100倍よりは77倍の方が見やすい。13等星がコマにほぼ接している。
昨日と比べ、大きく変わることはない。集光は強いまま。200倍で、コマの近くに13等星があるのがはっきりする。これが光度を0.2等ほど押し上げているようだ。
昨日と比べ、大きく変わっているわけではないが、集光の強い姿は維持している。200倍でも薄れない。光度は10.7~11.1等の間か。
まさか8センチで29Pを見る日がやってくるとは!近くの11.2等星並みの明るさで、はっきり分かる。46倍で見えるが73倍の方がよい。
一見して「!?」と思うほど明るい!62倍で見やすく、C/2006 OF2を少しだけ暗くした印象。集光が強く、微星が入っているかと思った。コマも小さいが輝度があり、144Pよりも見やすいほど。
次の観測は2年後かと思ってたが、意外と早く次の観測がやってきた。
既に拡散を始めているようだが、それでもまだ集光が強く比較的見やすい。
MTバージョンアップ後初の試験的投稿。
9月のバースト後初観測。思った以上に大きい!予備知識がなければ、近距離の彗星だと思ってしまう。集光は弱いが、63倍から133倍までどの倍率でも見える。
当初の観測予定には入れてなかったが、観測中に思い出して急遽星図をプリントアウトして追加。
ごくかすかながら、面積のある淡い円盤状。目をそらしてやっとわかる。
結露がひどく、補正板の曇りを取っても2、3分でダメになる。
16日の朝に見た星状天体は、やはりSW-1のバーストだったらしく、その位置に恒星はなかった。133倍で比較的見やすく、適度に集光している。これより倍率を上げても下げても見にくい。