20cm62倍ですぐ目に入り、ただの10等星かと思って見過ごした。星図と比較して彗星だとわかった。見やすい10等星で、注意するとわずかに恒星と違って拡散するのがわかる。集光が強い。
(補足)時折バーストを起こして増光している29Pですが、今回のバーストは(私にとっては)2009年以来の大きなもので、当時の最大光度10.8等を上回るものです。もちろん8cmクラスの小口径でも見えるはずです。
29P/Schwassmann-Wachmann 1 IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 29 2021 10 01.73 B 10.7 TJ 20.3T10 62 0.7 7 ICQ XX AIKxx
2021年10月2日2時34分(TZ=+9)の小数表記:01.73194UT = 01.73277TT (ΔT=71s)
r=5.918au Δ=5.477au
t - T = +916.2days(近日点通過から916.2日経過)
α=4h57.8m δ=+31°54'(2000.0)
α=4h59.2m δ=+31°56'(視位置)
高度 alt=72.0°/方位角 A=96.8°(東)
太陽離角 Elong◉=111.5°
位相角 β=9.1°
太陽の方向角 =80.1° 太陽の反対方向(尾の方向)=260.1°(2000.0)
天文薄明始=2日4時13分 太陽高度 alt◉=-37.0°
天頂方向角 V=-71.3°(北から東回り) / V+180=108.7°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=24.70 月離角 Elong☽= 52°(地心) 月高度 alt☽=21.7°
軌道の元期:20211002 (観測日は元期から-0.3日経過)
絶対等級M1 = 7.0等(1auからの光度)
0.7'のコマ実直径 = 16.7万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=3972km