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08.78UT m1=7, DC=-, dia=5' (8.0cm屈折 23x)

薄明が早く来たので長くじっくりと見ていられなかったが、核を見つけるのが非常に困難。内部コマが目立つ。内部コマはちかくの恒星(複数)と同じぐらいなので8等とした。2つの恒星を覆う(または非常に接近)ように尾がよく見えた。もう少し早い時間に見たらかなり濃かっただろう。


(双眼鏡スケッチ)

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08.79UT m1=7, DC=-, dia=5' (5.0cmB 7x)

1988eは15分ほど探してもわからなかった。1987gは観測せず。この彗星1988aはついでに見たもの。しかし、尾がとても長く見えたのには驚いた。月明と薄明を感じさせなかった。コマは小さい。いつの間にか薄明が押し寄せてきたので大急ぎでスケッチをした。光度は正確に測定せず(空が真っ青なのに彗星は見えた)かつての1982iハレー彗星を思わせた。

1988年5月9日3時47分(TZ=+9)の小数表記:08.78264UT = 08.78329TT (ΔT=56.0s)
r=1.098au Δ=1.220au
α=4h36.4m δ=+74°00'(2000.0)
α=4h34.9m δ=+73°59'(視位置)
高度 alt=23.0°/方位角 A=10.9°(北)
太陽離角 Elong=58.1°
位相角 β=51.3°
太陽の方向角 =206.1° 太陽の反対方向(尾の方向)=26.1°(2000.0)
天文薄明始=9日3時04分 太陽高度 alt=-10.8°
天頂方向角 V=-33.8°(北から東回り) / V+180=146.2°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=22.28 月離角 Elong= 114°(地心) 月高度 alt=27.8°
軌道の元期:19880320 (観測日は元期から49.8日経過)

絶対等級M1 = 6.6等(1auからの光度)
5'のコマ実直径 = 26.5万km(月軌道円の0.3倍)
30'の尾の実長 = 0.01374au (206万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=885km

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