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12.78UT m1=6.2, DC=-, dia=10' (8.0cm屈折 46x)

コマの大きさには驚いた。透明度がよい上に、月明がないのもその理由だろう。嫌でも尾が見えた。核は鋭いのが無く、内部コマの大きいのが目立った。光度は北側の星より0.2~0.4等低いと見積もった。Or.6では核らしいものが見えたようだが?尾は左側(西側)からのびているように見えた。コマの詳細は薄明のため分からず。


(双眼鏡スケッチ)

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12.78UT m1=6.3, DC=-, dia=10' (5.0cmB 7x)

かなり迫った薄明で、詳細不明だが、光度は北の星より0.3等暗いとした。尾は3時25分によく見えたが、あまり長くはなかった。

1988年5月13日3時45分(TZ=+9)の小数表記:12.78125UT = 12.78190TT (ΔT=56.0s)
r=1.144au Δ=1.216au
α=6h07.9m δ=+75°13'(2000.0)
α=6h06.4m δ=+75°14'(視位置)
高度 alt=21.9°/方位角 A=5.4°(北)
太陽離角 Elong=61.0°
位相角 β=50.6°
太陽の方向角 =226.5° 太陽の反対方向(尾の方向)=46.5°(2000.0)
天文薄明始=13日2時59分 太陽高度 alt=-10.4°
天頂方向角 V=-17.2°(北から東回り) / V+180=162.8°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=26.28 月離角 Elong= 82°(地心) 月高度 alt=13.0°
軌道の元期:19880320 (観測日は元期から53.8日経過)

絶対等級M1 = 5.8等(1auからの光度)
10'のコマ実直径 = 52.9万km(月軌道円の0.7倍)
30'の尾の実長 = 0.01383au (207万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=882km

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