- 09.58UT m1=-, DC=4, dia=15', tail=5' (20.3cmシュミットカセグレン 100倍)
- 09.58UT m1=5.0, DC=2-3, dia=30' (5.0cm双眼鏡 7倍)
今夜も薄雲が拡がっているが、今の時間はまだ大丈夫。5cm双眼鏡で見るより中央集光が目立つ。20cm62倍でも星状核がわかり、細い尾のようなものが伸びているような?核のまわり1'以下の明るい内部コマ。317倍でも星状。近くの12.9等星より明るい。62倍では、北東の10.9等星まで、双眼鏡ではさらに遠くのEE Eriまでコマがかかっている。肉眼でもかろうじて見えたような?(4.7等?:極限等級5.2等)
(補足)「高倍率」といっても、普通の彗星では標準的な100倍です。コマ視直径は視野円とほぼ同じ。細い尾は、尾の方向の予備知識無しで見えましたが、確認してみると計算上の方向とほぼ一致していました。
46P/Wirtanen (2018) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 46 2018 12 09.58 20.3T10 100 15 4 5 m 30 AIKxx 46 2018 12 09.58 xB 5.0 HV 5.0B 7 30 2/ ICQ XX AIKxx
2018年12月9日22時55分(TZ=+9)の小数表記:09.57986UT = 09.58068TT (ΔT=71.0s)
r=1.056au Δ=0.088au
t - T = -3.3days(近日点通過まであと3.3日)
α=3h09.9m δ=-1°52'(2000.0)
α=3h10.8m δ=-1°45'(視位置)
高度 alt=48.4°/方位角 A=209.0°(南南西)
太陽離角 Elong◉=142.8°
位相角 β=34.3°
太陽の方向角 =226.8° 太陽の反対方向(尾の方向)=46.8°(2000.0)
天文薄明終=9日18時00分 太陽高度 alt◉=-74.3°
天頂方向角 V=23.1°(北から東回り) / V+180=203.1°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=2.27 月離角 Elong☽= 120°(地心) 月高度 alt☽=-54.2°軌道の元期:20181207 (観測日は元期から2.6日経過)
15'のコマ実直径 = 5.7万km(月軌道円の0.1倍)
5'の尾の実長 = 0.00023au (3万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=64km