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  • 10.71UT m1=3.3, DC=-, dia=20' (5.0cmB 7x)

春霞のため、ハレーを見つけるのに十数分かかった。ハレー自体、見えたかどうか不安なところ。かなり暗く見える。1月23日の時よりまだ低空。尾は見えない。(望遠鏡だったらハレーが見えたかも・・)

(付記)この「1986年4月11日」は、地球最接近日としてマスコミでも話題になったほどです。透明度の低い空の中、低空まで見える橋まで自転車を走らせて見に行った記憶があります。かろうじて光斑として捉えたのでしょうけど、本当に彗星がちゃんと見えたか、若干怪しくもあります。(2015年7月18日)

  • 29.49UT m1=5.0, DC=-, dia=15' (5.0cmB 7x)

ハレー自身大変見にくかったが、コマは楕円、または尾を引いているように見えた。これは確実だろう。

(付記)この数日前に皆既月食がありましたが、彗星は見ていません。おそらく、相当透明度が悪かったか、月食に気が向いていたからでしょう。(2015年7月18日)

1986年4月11日2時0分(TZ=+9)の小数表記:10.70833UT = 10.70897TT (ΔT=55.0s)
r=1.328au Δ=0.417au
α=15h06.5m δ=-47°22'(2000.0)
α=15h05.5m δ=-47°18'(視位置)
高度 alt=6.5°(大気差を補正した見かけ高度=約6.7°)/方位角 A=184.6°(南)
太陽離角 Elong=134.3°
位相角 β=32.7°
太陽の方向角 =140.3° 太陽の反対方向(尾の方向)=320.3°(2000.0)
天文薄明始=11日3時47分 太陽高度 alt=-35.6°
天頂方向角 V=5.4°(北から東回り) / V+180=185.4°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=1.45 月離角 Elong= 146°(地心) 月高度 alt=-36.6°
軌道の元期:19860219 (観測日は元期から50.7日経過)

絶対等級M1 = 5.2等(1auからの光度)
20'のコマ実直径 = 36.3万km(月軌道円の0.5倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=303km


1986年4月29日20時50分(TZ=+9)の小数表記:29.49306UT = 29.49369TT (ΔT=55.0s)
r=1.611au Δ=0.759au
α=11h02.5m δ=-19°59'(2000.0)
α=11h01.8m δ=-19°54'(視位置)
高度 alt=33.5°/方位角 A=189.8°(南)
太陽離角 Elong=131.1°
位相角 β=28.1°
太陽の方向角 =272.1° 太陽の反対方向(尾の方向)=92.1°(2000.0)
天文薄明終=29日20時02分 太陽高度 alt=-25.6°
天頂方向角 V=8.4°(北から東回り) / V+180=188.4°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=20.24 月離角 Elong= 108°(地心) 月高度 alt=-35.6°
軌道の元期:19860219 (観測日は元期から69.5日経過)

絶対等級M1 = 5.6等(1auからの光度)
15'のコマ実直径 = 49.5万km(月軌道円の0.6倍)
30'の尾の実長 = 0.01429au (214万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=550km

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