1996年2月24日3時40分JST(23.778UT)※ポジスケッチ(黒画用紙に白鉛筆)
中心の集光を表すのが難しい。もう少し明るい。
通常の白紙スケッチと光度等の観測記録は記事の続きにあります。
- 23.75UT m1=7.8, DC=4-5, dia=6' (8.0cm屈折 23x)
時間に余裕を持ってじっくり観測した。コマは外周はかなりの拡がりを持っている。中心2'以内は特に集光していて恒星状の核もわかる。図の左下へ尾が伸びているようだ。コマの外周は変形している?光度はコマが大きく難しいが、恒星を大きくぼかして測定してある(1995年以来)。着実に明るくなっているようだ。彗星の動きが小さく、同じ比較星が使える。
1996年2月24日3時0分(TZ=+9)の小数表記:23.75000UT = 23.75072TT (ΔT=61.7s)
r=1.627au Δ=1.028au
α=14h48.4m δ=-23°53'(2000.0)
α=14h48.1m δ=-23°52'(視位置)
高度 alt=27.4°/方位角 A=159.7°(南南東)
太陽離角 Elong◉=107.5°
位相角 β=35.4°
太陽の方向角 =109.6° 太陽の反対方向(尾の方向)=289.6°(2000.0)
天文薄明始=24日4時55分 太陽高度 alt◉=-40.8°
天頂方向角 V=-17.9°(北から東回り) / V+180=162.1°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=4.77 月離角 Elong☽= 166°(地心) 月高度 alt☽=-40.8°軌道の元期:19960427 (観測日は元期から-63.3日経過)
絶対等級M1 = 7.7等(1auからの光度)
6'のコマ実直径 = 26.9万km(月軌道円の0.3倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=746km
- 23.79UT m1=7.7, DC=5, dia=10' (5.0cmB 7x)
1996年2月24日4時0分(TZ=+9)の小数表記:23.79167UT = 23.79238TT (ΔT=61.7s)
r=1.627au Δ=1.027au
α=14h48.4m δ=-23°53'(2000.0)
α=14h48.2m δ=-23°52'(視位置)
高度 alt=30.0°/方位角 A=175.1°(南)
太陽離角 Elong◉=107.5°
位相角 β=35.5°
太陽の方向角 =109.6° 太陽の反対方向(尾の方向)=289.6°(2000.0)
天文薄明始=24日4時55分 太陽高度 alt◉=-29.1°
天頂方向角 V=-4.3°(北から東回り) / V+180=175.7°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=4.81 月離角 Elong☽= 166°(地心) 月高度 alt☽=-41.9°軌道の元期:19960427 (観測日は元期から-63.2日経過)
絶対等級M1 = 7.6等(1auからの光度)
10'のコマ実直径 = 44.7万km(月軌道円の0.6倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=745km