月明が残り、空が明るい。Ⅱの尾が濃く見える。まっすぐ69、70Cygの方向へ伸びている。Ⅰはほとんど見えず(コマ付近のみ)。光度はαAql並だが、尾の部分を光度に加味するのが難しい。
肉眼でも尾がよく見える。いままで円形だったコマが棒状に写る。αAqlよりやや明るい。
8cm屈折望遠鏡スケッチ
扇状のダストのジェットが著しい。核の輝きがさらに増したように思える。コマ自体の輝度はわりと平坦。扇の中に縞模様が2~3本見える。73倍くらいがもっとも良い。核はオレンジ、ジェットは鮮やかな紅と青の混合のように見える。
写真
C/1995 O1 (Hale-Bopp) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 1995O1 1997 02 24.84 0.8: 5.0B 7 2 AIKxx 1995O1 1997 02 24.84 0.7: 0.0E 1 1 AIKxx 1995O1 1997 02 28.83 0.4: 5.0B 7 2 AIKxx 1995O1 1997 02 28.83 0.4: 0.0E 1 2 AIKxx 1995O1 1997 03 03.82 0.4 5.0B 7 15 7 3 AIKxx 1995O1 1997 03 03.83 8.0R11 46 15 1.5 AIKxx
1997年3月4日4時40分(TZ=+9)の小数表記:03.81944UT = 03.82017TT (ΔT=62.5s)
r=1.043au Δ=1.449au
α=21h38.4m δ=+35°26'(2000.0)
α=21h38.3m δ=+35°25'(視位置)
高度 alt=20.9°/方位角 A=60.7°(東北東)
太陽離角 Elong◉=46.0°
位相角 β=43.2°
太陽の方向角 =151.8° 太陽の反対方向(尾の方向)=331.8°(2000.0)
天文薄明始=4日4時44分 太陽高度 alt◉=-18.8°
天頂方向角 V=-60.1°(北から東回り) / V+180=119.9°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=24.19 月離角 Elong☽= 74°(地心) 月高度 alt☽=26.5°
軌道の元期:19970313 (観測日は元期から-9.2日経過)
絶対等級M1 = -0.4等(1auからの光度)
15'のコマ実直径 = 94.6万km(月軌道円の1.2倍)
3°の尾の実長 = 0.11756au (1759万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1051km
1997年2月25日5時10分(TZ=+9)の小数表記:24.84028UT = 24.84101TT (ΔT=62.4s)
r=1.106au Δ=1.554au
α=21h00.7m δ=+30°10'(2000.0)
α=21h00.6m δ=+30°09'(視位置)
高度 alt=25.8°/方位角 A=70.2°(東北東)
太陽離角 Elong◉=45.1°
位相角 β=39.3°
太陽の方向角 =147.2° 太陽の反対方向(尾の方向)=327.2°(2000.0)
天文薄明始=25日4時53分 太陽高度 alt◉=-14.6°
天頂方向角 V=-61.7°(北から東回り) / V+180=118.3°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=17.21 月離角 Elong☽= 126°(地心) 月高度 alt☽=27.7°
軌道の元期:19970313 (観測日は元期から-16.2日経過)
絶対等級M1 = -0.2等(1auからの光度)
2°の尾の実長 = 0.08941au (1338万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1127km
1997年3月1日4時50分(TZ=+9)の小数表記:28.82639UT = 28.82712TT (ΔT=62.4s)
r=1.069au Δ=1.491au
α=21h21.1m δ=+33°10'(2000.0)
α=21h20.9m δ=+33°09'(視位置)
高度 alt=22.6°/方位角 A=64.6°(東北東)
太陽離角 Elong◉=45.7°
位相角 β=41.6°
太陽の方向角 =149.4° 太陽の反対方向(尾の方向)=329.4°(2000.0)
天文薄明始=1日4時48分 太陽高度 alt◉=-17.6°
天頂方向角 V=-60.8°(北から東回り) / V+180=119.2°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=21.20 月離角 Elong☽= 98°(地心) 月高度 alt☽=39.7°
軌道の元期:19970313 (観測日は元期から-12.2日経過)
絶対等級M1 = -0.5等(1auからの光度)
2°の尾の実長 = 0.08170au (1222万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1082km