見え方としては、前日に近い。扇状ジェットの縞模様(スパイラル)は錯覚ではないようだ。核はオレンジ色。Ⅰの尾は外側の輪郭がはっきりしている。
月明が残るのが惜しまれる。Ⅰはコマ付近でははっきりするが、すぐに(1度程度)淡くなる。かすかに長く伸びているらしいことがわかる。ⅡはN45°Wを軸に西方へ広がる。端ではかなり横に広がる。
肉眼でも核とコマ、尾がそれぞれ見える。尾はやや幅広でσCyg辺りまで伸びている。
C/1995 O1 (Hale-Bopp) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 1995O1 1997 03 04.80 8.0R11 46 14 2 AIKxx 1995O1 1997 03 04.82 0.4: 5.0B 7 18 5 310 AIKxx 1995O1 1997 03 04.83 0.1 0.0E 1 15 8 5 AIKxx
1997年3月5日4時15分(TZ=+9)の小数表記:04.80208UT = 04.80281TT (ΔT=62.5s)
r=1.035au Δ=1.436au
α=21h44.5m δ=+36°10'(2000.0)
α=21h44.4m δ=+36°10'(視位置)
高度 alt=16.6°/方位角 A=57.0°(東北東)
太陽離角 Elong◉=46.1°
位相角 β=43.7°
太陽の方向角 =152.7° 太陽の反対方向(尾の方向)=332.7°(2000.0)
天文薄明始=5日4時43分 太陽高度 alt◉=-23.6°
天頂方向角 V=-57.3°(北から東回り) / V+180=122.7°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=25.17 月離角 Elong☽= 66°(地心) 月高度 alt☽=15.4°
軌道の元期:19970313 (観測日は元期から-8.2日経過)
14'のコマ実直径 = 87.5万km(月軌道円の1.1倍)
2°の尾の実長 = 0.07538au (1128万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1042km