1995O1_065-editPosi-in20.jpg

  • 1995O1_065.jpg
  • 19.81UT m1=-, DC=-, dia=12', tail=2°< (8.0cm屈折 46倍)

核の輝きが強烈。よく見ると、やや扁平である。ジェットは左側に著しい。3本の細いジェットが中に見られる。そのまま反太陽側へつながっている。右側にはジェットは見られない。尾が明らかに2本に分かれて見える。左側が濃く、さらにその中に濃い部分がある。右側は薄いがよく伸びている。

5cm7倍双眼鏡スケッチ

1995O1_066-editPosi-in20.jpg

  • 1995O1_066.jpg
  • 19.83UT m1=1.0, DC=7, dia=-, tail=4° (5.0cm双眼鏡 7倍)

核から伸びるふくらみを持った扇状の尾が印象的。尾に核の影のように薄い部分がある。ダストの尾は中心に濃い部分がある。核からくるりとまわって尾につながっている。イオンの尾は薄いながらも一定の幅と濃度を保って伸びている。光度はαCyg並。しかし、比較が困難。

肉眼スケッチ

  • 1995O1_067-editPosi.jpg
  • 19.83UT m1=0.7, DC=-, dia=-, tail=2° (0.0cm肉眼 1倍)

低空にある時はあまり目立たなかったが、高度が上がるにつれ、明るさを増してきた。ほとんど星状だが、注視するとぼやけて尾も薄く見える。光度はαCygより明るくαAqlと同じか、より明るい。ついに0等台突入か。

写真

  • 1995O1_19970220T----_15s.jpg
  • 1997年2月20日(時刻不明) 50mmF2?ISO400?露出15秒。スキャン時に退色補正。
  • (補足解説)標準レンズの固定撮影でも、2本の尾が写り始めてきました。
C/1995 O1 (Hale-Bopp)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   1995O1  1997 02 19.81             8.0R11  46  12       >2               AIKxx
   1995O1  1997 02 19.83     1.0     5.0B     7        7   4               AIKxx
1995O1 1997 02 19.83 0.7 0.0E 1 2 AIKxx

1997年2月20日4時33分(TZ=+9)の小数表記:19.81458UT = 19.81531TT (ΔT=62.4s)
r=1.156au Δ=1.641au
α=20h38.8m δ=+26°32'(2000.0)
α=20h38.7m δ=+26°32'(視位置)
高度 alt=17.3°/方位角 A=69.4°(東北東)
太陽離角 Elong=44.0°
位相角 β=36.5°
太陽の方向角 =145.6° 太陽の反対方向(尾の方向)=325.6°(2000.0)
天文薄明始=20日4時59分 太陽高度 alt=-23.2°
天頂方向角 V=-57.9°(北から東回り) / V+180=122.1°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=12.19 月離角 Elong= 138°(地心) 月高度 alt=2.4°
軌道の元期:19970313 (観測日は元期から-21.2日経過)

12'のコマ実直径 = 85.7万km(月軌道円の1.1倍)
2°の尾の実長 = 0.10123au (1514万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1190km


1997年2月20日5時00分(TZ=+9)の小数表記:19.83333UT = 19.83406TT (ΔT=62.4s)
r=1.156au Δ=1.641au
α=20h38.9m δ=+26°33'(2000.0)
α=20h38.8m δ=+26°32'(視位置)
高度 alt=22.5°/方位角 A=72.7°(東北東)
太陽離角 Elong=44.0°
位相角 β=36.5°
太陽の方向角 =145.6° 太陽の反対方向(尾の方向)=325.6°(2000.0)
天文薄明始=20日4時59分 太陽高度 alt=-17.7°
天頂方向角 V=-59.8°(北から東回り) / V+180=120.2°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=12.20 月離角 Elong= 138°(地心) 月高度 alt=-2.7°
軌道の元期:19970313 (観測日は元期から-21.2日経過)

絶対等級M1 = -0.4等(1auからの光度)
2°の尾の実長 = 0.10118au (1514万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1190km

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