ちょうど1年前の今日・3月4日未明に初めて観測した彗星で、2013年に1等級まで明るくなったC/2011 L4パンスターズ彗星とは別物です。

息の長い彗星で、7等以上にはならなかった代わりに尾が美しい彗星でそれなりに楽しめました。太陽に接近して5月を最後に一旦姿を消し、近日点を8月に通過して9月に再観測出来ました。この時は明るさを保っていたものの特徴的な尾は姿を消していました。その後、地球に接近しつつ南下し、10月の観測が最後になってしまいました。

年明けには再北上して10等級以下で夕方の空に見えたはずで、15P/フィンレー彗星の折りに何度か探しましたが、低空の上に暗すぎて再びその姿を捉えることは出来ませんでした。

近日点前からの7個の観測から決めた光度式はm1=5.04 + 5logΔ + 10.0log r。グラフからは近日点後の3個の観測は光度式より1等級ほど暗く、尾の衰弱と関係しているのかも知れません。なお、全観測を光度のピークを考慮して算出するとm1=5.81 + 5logΔ + 9.8log r(t+29)で、近日点1ヶ月前にピークが来ていたことになります。

2012K1mag.jpg

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