C/2019 L3 (ATLAS) アトラス彗星

観測記録一覧

2019L3_001-editPosi-30-0.7-220.jpg

  • 2019L3_001.jpg
  • 01.79UT m1=11.0, DC=4, dia=2.5' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

20cm62倍ではすぐはわからなかったが、注視すると光斑が浮かび上がってきた。4Pよりは見やすい。やや集光している。月が近い上に結露がひどく、微星が見にくくなっている。

(補足)平凡な新彗星のようですが、近日点距離が3au以上ある遠方の彗星です。変化が期待できない反面、来年・2022年春までは明るく見られそうです。

2019L3_005-editPosi-25-0.8.jpg

  • 2019L3_005.jpg
  • 31.72UT m1=8.8, DC=6, dia=3' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

かなり明るい。20cm36倍で一見して強く集光し輝いている姿がわかる。核は167倍で13等の恒星状。中央集光が明るいがコマは大きく拡がっているようだ。光度は近くの9.2等星よりわずかに明るい程度としたが、8.6等星や8.9等星とも比較できる。

2019L3_006-editPosi-25-0.8.jpg

  • 2019L3_006.jpg
  • 05.60UT m1=9.0, DC=5, dia=4' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

20cm36倍で大きく拡がった拡散したコマがわかる。外側はかなり大きく淡く広がっていそう。62倍以上で強い中央集光がありよく輝く。100倍で鋭い集光。167倍では13等の星状核。

コントローラーの電源が入らず、完全手動追尾になってしまった。フリーストップにすらできない。