濃いモヤがかかっていたが、この時期にしては条件は良い方。彗星のある付近を凝視しても見えなかったのであきらめ掛けたが、3時50分ごろに急に見えるようになった。
かなり拡散しているが、集光はある。コマは大きい。光度測定は難しいが、9.5~10等ぐらいか。20センチ77倍にて約9.6等、コマ直径2'、DC=3~4とした。
かなり拡散していたが、視野に入れた段階で正確な位置を知らなくても見出すことが出来た。やや集光している。
イメージ的には8等級程度かと思ったが、室内で測定したところ、かなり低めに見積もっていたようだ。
コマはかなり拡散・肥大化していたが透明度が良いせいかわりと見やすい。弱い集光があり、100倍でコマ内部の微星も見える。
光度測定はかなり難しく、7.6等星よりは暗いが、8~9等級の間ならどの明るさの可能性もある。双眼鏡ではごくかすかな光斑が見えるにとどまった。
20センチ62倍で8.5等級、dia=5'、DC=2~3
あっという間に深夜の空に回ってきた。
かなり拡散しているのは変わらない。コマは小さくなったように見えるが、100倍以上で集光がわかる。光度は9.5~10.6等の間だと思うがかなり測定が難しい。
1週間前と比べてさほど衰えていない。多少は減光しているだろうか。光度は10.2~10.9等の間で、難しいが、10.5等程度か。