22P/Kopff コップ彗星

観測記録一覧

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4月以降まったく透明度に恵まれずにいたが、梅雨に入って(皮肉にも)やっと透明度の良い日がきた。

8センチ46倍では見にくいが、73倍以上で見やすい。集光が強いようだ。中心は小さいが、コマは拡がっているようだ(?)。9等台の恒星なみの明るさ。

光度・特性は8cm屈折73xでm1=9.1、dia=3'、DC=5(2009年4月再検討)

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小さいがある程度集光している。高倍率の方が見やすい。10等微星のすぐ近くにあり、少々見づらい。しかし、一度位置を確認すると46倍でも見えるようになる。

光度は9等台だが、あまり明るいとは言えない。

8cm屈折73倍で、m1=9.4、DC=4~5、dia=2'(2009年4月再検討)

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下限前の強い月明と結露に勝るだけの透明度で、どうにか見えた。が、すぐにはわからず、多少凝視する必要がある。

コマは小さくよく集光している。わずか北東に微星がある。低倍率(46倍)の方が見やすい感じ。光度は難しいが、9等級以下は確か。

8cm73倍で、m1=9.6、dia=2'、DC=5。(2009年4月再検討)

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先週挑戦した時もダメだったが、今回もどうやっても見えない。62倍では拡散した光斑が見えた気がしたが、倍率を100倍に上げると逆にわからなくなる。77倍で、なんとか集光の弱い姿が見えてきた。薄明が始まったり、バックグラウンドが明るいのもあるが、とにかく淡い。どう見ても11.5~12等級。

m1=11.5:、DC=2~3、dia=1'~2'

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近日点を過ぎて多少は明るくなると思ったが、非常に見にくい。このまま去ってしまうのか。

62倍で存在があるような気がするが、バックが明るい。100倍でなんとなく、133倍~200倍で存在のみがわかる。拡散している。

m1=12.0、DC=3、dia=1'

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