- 25.39UT m1=10.6:, DC=5, dia=1.5' (8.0cm屈折 101x)2017年2月26日再検討。
非常に透明度が良く、薄明終了前から観測を始めた。今日もあきらめていたが、予報位置に明瞭な星雲状天体が確認でき驚いた。爆発でも起こったのかとも考えたが、低空まで透明度が良かったという理由もありそうである(今まで一度も見えなかったNGC6824が10等星としてスケッチできるほどよく見えた)。
(補足)この3日後の観測で、彗星があった位置に微光の重星があり、その見間違えと判断して当時は落胆しましたが、この記事を公開するにあたり再度Guide9.1で検証したところ、その重星のごく近くに(20秒角以内)彗星もあったことがわかりました。実際のところ、彗星と重星が重なったところを見たのでしょう。重星の光度を10.5等、合成等級を9.8等とした時、彗星の光度は10.6等となります。
1995年10月25日18時20分(TZ=+9)の小数表記:25.38889UT = 25.38961TT (ΔT=61.4s)
r=6.338au Δ=6.729au
α=18h19.5m δ=-28°11'(2000.0)
α=18h19.3m δ=-28°11'(視位置)
高度 alt=16.6°/方位角 A=214.4°(南西)
太陽離角 Elong◉=62.9°
位相角 β=8.0°
太陽の方向角 =270.5° 太陽の反対方向(尾の方向)=90.5°(2000.0)
天文薄明終=25日18時21分 太陽高度 alt◉=-17.8°
天頂方向角 V=31.3°(北から東回り) / V+180=211.3°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=1.20 月離角 Elong☽= 47°(地心) 月高度 alt☽=-6.6°軌道の元期:19951119 (観測日は元期から-24.6日経過)
絶対等級M1 = 6.5等(1auからの光度)
1.5'のコマ実直径 = 43.9万km(月軌道円の0.6倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=4881km