ベランダから眺めるつもりだったが、ちょうど屋根のかげに隠れていた。薄明開始時刻になって、やっと口径分の空が見えた。最初はほとんど存在がわからず、次第に淡い雲が見えだしてきたため、図らずも口径差による見え方の違いを体感できた。1ヶ月前に比べ集光が弱まってきている感じ。20cm100倍で12等程度の恒星状の核。天頂に月があるためか、尾はわからず。36倍より62倍の方が見やすい。コマは淡い部分が大きく拡がっている。光度は近くの8.1~8.4等星程度。
21P/Giacobini-Zinner (2018) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 21 2018 10 01.80 xM 8.2 HV 20.3T10 62 4 4 ICQ XX AIKxx
2018年10月2日4時13分(TZ=+9)の小数表記:01.80069UT = 01.80152TT (ΔT=70.9s)
r=1.059au Δ=0.459au
t - T = +21.5days(近日点通過から21.5日経過)
α=6h53.3m δ=-1°02'(2000.0)
α=6h54.3m δ=-1°03'(視位置)
高度 alt=46.1°/方位角 A=141.8°(南東)
太陽離角 Elong◉=84.2°
位相角 β=70.2°
太陽の方向角 =93.2° 太陽の反対方向(尾の方向)=273.2°(2000.0)
天文薄明始=2日4時12分 太陽高度 alt◉=-17.9°
天頂方向角 V=-30.0°(北から東回り) / V+180=150.0°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=22.05 月離角 Elong☽= 25°(地心) 月高度 alt☽=71.2°
軌道の元期:20180808 (観測日は元期から54.8日経過)
絶対等級M1 = 9.9等(1auからの光度)
4'のコマ実直径 = 8.0万km(月軌道円の0.1倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=333km