- 29.38UT m1=6.9, DC=7, dia=3' (8.0cm屈折 46x)
観測はもうムリかとも思ったが、青空の中に見ることができた。集光度が非常に高く核が明るい。光度は6.3等星にひけを取らない。7.4等星よりは確実に明るい。今日まで光度はほとんど予想通りだった。このぶんだともう1日ぐらいは見えるかも?しかし最終観測になる可能性が高く、18時20分すぎまでその姿を追った。高度は計算上6度であった。
1月30日18時頃、彗星をたよりに試みたが、観測することは出来なかった。透明度の条件は29日より良かったが。
1994年1月29日18時8分(TZ=+9)の小数表記:29.38056UT = 29.38125TT (ΔT=60.0s)
r=0.444au Δ=0.656au
α=21h57.5m δ=-5°16'(2000.0)
α=21h57.2m δ=-5°18'(視位置)
高度 alt=8.5°(大気差を補正した見かけ高度=約8.6°)/方位角 A=257.1°(西南西)
太陽離角 Elong◉=21.4°
位相角 β=126.0°
太陽の方向角 =232.2° 太陽の反対方向(尾の方向)=52.2°(2000.0)
天文薄明終=29日18時34分 太陽高度 alt◉=-12.9°
天頂方向角 V=52.4°(北から東回り) / V+180=232.4°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=17.42 月離角 Elong☽= 176°(地心) 月高度 alt☽=-11.5°軌道の元期:19940217 (観測日は元期から-18.6日経過)
絶対等級M1 = 7.8等(1auからの光度)
3'のコマ実直径 = 8.6万km(月軌道円の0.1倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=476km