台風一過の晴天。20cm36倍でも微星状の光斑として見える。62~100倍で拡散しているのがわかる。集光があり近くの12等星のような見え方。核は167倍でわからないが、シーイングが悪いせいかも。光度は9.86等星よりわずかに暗く10.25等星と同じかわずかに明るい。
C/2025 A6 (Lemmon) レモン彗星
観測記録一覧
雨上がりで結露がひどい。5cm双眼鏡ではあまり期待していなかったが、恒星状ですぐに見つかった。注視すると周囲が拡散していて、さらに左上へ尾が伸びているようにも見える。8等星ぐらいの星状の核があるようにも思える。光度は6.6等星~6.8等星とほぼ同じ。観測中は常に人工衛星が視野のどこかに飛んでいるような状況だった。
台風一過で思いがけず良い透明度の星空。下弦の月明下でよく輝くコマが見え、うっすら右下に伸びる尾もわかる。見事な彗星らしい姿。11cm86倍でも核はよくわからず(8等か、それ以下)。4時を過ぎた頃に一気に雲が広がってしまった。
雲が広がり諦めて荷物をまとめた頃に晴れ間が再び出てきたため、双眼鏡スケッチも描けることになった。細い尾が5.2等星の3分の1あたりまでは見える。かなりかすかだが。コマは10月2日の時より大きい。明るさは近くの5.2等星と6.6等星の合成等級とほぼ同じか、わずかに明るい。5.7等星よりは確実に明るい。
寝過ごしてしまい、観測開始が薄明後になってしまった。透明度の良い空の下、20度以下に下がった彗星は5cm双眼鏡でよく見える。強く集光している。αCVnが良い目印。尾は非常にかすか。光度は近くの4.7等星と4.9等星の中間だが、大気減光で0.1等級暗くした。肉眼でαCVnはよくわかるが、そばの彗星は今一歩届かず、「あるかどうか??」という感じ。