超新星や新星を発見しているASAS-SNによって発見された彗星です。彗星としては微光で近日点通過の2019年末でも11等以下でしたが、近日点距離が3au以上あり、彗星自体は大型です。2019年9月には、260P/マクノート彗星に見かけ上の大接近をし、尾を伸ばした2つの彗星が並ぶ写真が多数ネット上にも公開されました。眼視的に見える彗星が大接近するのは珍しいことです。

2018N2mag.png

遠方を移動する彗星のため、長期間に渡って一定の光度を保っていますが、私が見たのは近日点通過の直前までで、それ以降は西の空に低くなったため見ることは出来なくなってしまいました。2020年4月現在も14等程度の光度を保っていて、あと数年は観測できそうです。

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