2017年10月に18等級で発見された新彗星です。彗星としては小型でしたが、地球に0.3au未満にまで接近し、さらに太陽に0.5auまで接近するため明るく見られるかも知れないと期待されました。

12月下旬、深夜の空に見え始めた時は拡散し非常に淡い姿でしたが、次第に集光を増し、さらに微かながら尾もわかるようになりました。ただ、微光であることには変わりなく、あまり見やすくならないまま夕空に移り、太陽に接近していきました。近日点通過後は条件が悪く、ほとんど観測されてないようです。

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