2005年に発見され、2012年に検出された比較的新しい短周期彗星です。前回2012年回帰では、比較的明るい最大11等級で観測されました(私は見ていません)。

今回2019年の回帰も条件が良く、折りから接近中だったC/2018 N2アサシン彗星に(見かけ上の)大接近し、同じ明るさで望遠鏡の狭い視野内に入りました。写真では尾が伸びる興味深い姿でしたが、眼視では小さく微光の彗星でした。

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次回の回帰は2026年8月ですが、今回よりやや遠い接近となり(近日点通過後に⊿=1au程度)、12~13等にとどまりそうです。

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