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  • 17.39UT m1=7.3, DC=6, dia=3.5',tail=5'/75°? (20.3cmSCT 36x)
  • 17.40UT m1=7.3, DC=5, dia=-' (5.0B7x)

悪天候で3日間欠測が続いてしまった。アウトバースト(10日毎に起きている可能性もあったので)を警戒して毎日観測していたが、まさにその欠測の間にバーストしてしまった。強い薄明が残る中、20センチ36倍で集光の強い明瞭な姿が目に入った。比較星を取るのも難しい明るさ。7.2HV星(7.3HK)とほぼ同じか、わずかに暗い。7.6HV(7.8HK)よりは確実に明るい。62倍では、50分角の視野内で一番明るい。集光は、双眼鏡(5センチ)で見たラヴジョイ彗星なみに強いが、206倍でも恒星状の核はわからない。36~62倍で、かすかに尾があるようにも思える。

双眼鏡(5センチ7倍)でも見える。微星状に近いが集光のある面積体。7.2~7.6等の間。

0015P-2014_013.png

15P/Finlay(2014)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
 15        2015 01 17.39 xB  7.3 HV 20.3T10  36   3.5  6  ?         ICQ XX AIKxx
 15        2015 01 17.40 xB  7.3 HV  5.0B     7        5            ICQ XX AIKxx

観測日の小数表記:17.39097UT =17.39177TT (ΔT=69.0s)
r=1.025au Δ=1.393au
α=22h59.1m δ=-5°05'(2000.0)
真高度 h=26.7°/方位角 A=241.0°(北から東回り)/太陽離角 Elong.=47.3°
位相角 β=44.9°
太陽高度 hSun=-17.9°
天頂方向角 V=45.3°(北から東回り) / V+180=225.3°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
コマ実直径 = 21.2万km(月軌道の直径は76.9万km)
彗星の位置における1秒角の大きさ1011km

観測日の小数表記:17.39583UT =17.39663TT (ΔT=69.0s)
r=1.025au Δ=1.394au
α=22h59.1m δ=-5°05'(2000.0)
真高度 h=25.4°/方位角 A=242.4°(北から東回り)/太陽離角 Elong.=47.3°
位相角 β=44.9°
太陽高度 hSun=-19.2°
天頂方向角 V=46.1°(北から東回り)

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