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  • 09.65UT m1=11.6, DC=9, dia=0' (20.3cmSCT 100x)

最初の星図の位置がずれて31'も違う場所を探していた。既に11等に達し、すぐに見つかる。数分で移動がわかり、NEOとしても面白い。描いている間にスケッチの中心から小惑星が外れてしまった。比較星をたくさん取ってみたら、光度は11.4等~11.8等の間だった。

(補足)1983年に発見された小惑星です。「ふたご座流星群」の母天体として知られ、枯れ果てた彗星が小惑星として発見されたのだろうと思われていました。ところが最近の観測では今でも近日点通過の頃には増光しており、わずかな彗星活動が残っているようです。このサイトでは特例として彗星(スケッチ)として扱いました。この小惑星の存在を知ったのは1980年代・小学生の頃でしたが、実視で見る日が来るとは思っていませんでした。

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(3200) Phaethon
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   1983TB  2017 12 09.65 xI 11.6 U4 20.3T10 100   0    9            ICQ XX AIKxx

2017年12月10日00時41分(TZ=+9)の小数表記:09.65347UT = 09.65429TT (ΔT=70.5s)
r=1.127au Δ=0.152au
α=5h40.3m δ=+43°49'(2000.0)
α=5h41.6m δ=+43°52'(視位置)
高度 alt=80.1°/方位角 A=325.1°(北西)
太陽離角 Elong=157.9°
位相角 β=19.2°
太陽の方向角 =21.5° 太陽の反対方向(尾の方向)=201.5°(2000.0)
天文薄明始=10日5時10分 太陽高度 alt=-70.6°
天頂方向角 V=140.0°(北から東回り) / V+180=320.0°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=21.16 月離角 Elong= 73°(地心) 月高度 alt=23.2°
軌道の元期:20180211 (観測日は元期から-63.3日経過)

絶対等級M1 = 15.7等(1auからの光度)
0'のコマ実直径 = 0.0万km(月軌道円の0.0倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=110km

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