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まず、双眼鏡で彗星の方向に向けて「!」となった。明らかに5等級以上ある。星図には6等級以下の比較星の光度しか書いていなかったが、唯一「ここまでは明るくないだろうけど」と思ってメモしておいたψVir=4.76等と比較出来るほどの明るさ。その南に5.59等星があるが、それとは問題にならない明るさ。ψVirよりわずかに暗い4.8~4.9等星。明るくなったおかげで、コマの性状が分かるようになった。尾もうっすらわかる。

Nov.15.830UT m1=4.9, DC=7, dia=5', tail=0.5°/290° (5.0Bx7)

20センチでは、コマの輝きが著しい。尾が明瞭に見え、この彗星の観測以来初めて美しく感じた。パンスターズを超えてくれるかも?核付近の輝きも素晴らしいが、206倍に上げても核は微星状であまり大きくはなかった。わずかに不安材料といえばこれだけ。

15.833UT m1=-, DC=6-7, dia=2', tail=20'/290° (20.3T10 62x)

2012S1_009.png

C/2012 S1 ( ISON )
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   2012S1  2013 11 15.83 &B  4.9 HV  5.0B     7   5    7   0.5  290 ICQ XXxAIKxx
   2012S1  2013 11 15.83            20.3T10  62   2    6/  20  m290 ICQ XX AIKxx
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