再び双眼鏡で見ることができた。日没前の16時22分に発見。光度は金星と同じ程度。尾は月よりは短い10~20分程度。コマはほとんど恒星状。肉眼では凝視してなんとか存在だけはわかったが、報告に耐えうるものではない。低空にわずかなうす雲があった。
17時00分、望遠鏡で家の屋根に隠れる。そして17時02分、双眼鏡で山の稜線の向こうに隠れる。空はオレンジ色だった。水星は見つけることができなかった。
翌日(15日)は、昼12時過ぎに62倍にて観測。前日よりは輝きは失われているように思える。19日昼、冬晴れの下再度挑戦したが、ついに見つけることはできなかった。マイナス2等級か、それ以下と思われる。