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20.80UT m1=8.6, DC=3, dia=8' (8.0cm屈折 46x)

異常減光をしている!(前日の曇天が悔やまれる)。どうりで夕方双眼鏡で探しても見つからなかった。コマ自体は大きく集光もある。おそらく核が存在するはずである。しかし、光度は約8等。分裂核なので、以前から少々心配していたが、最悪の事態となってしまった。このまま最終観測を迎えてしまうのか。近日点はまだ10日も先であるのに。

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1996年10月21日4時15分(TZ=+9)の小数表記:20.80208UT = 20.80281TT (ΔT=62.2s)
r=0.878au Δ=0.567au
α=13h38.5m δ=+50°40'(2000.0)
α=13h38.3m δ=+50°41'(視位置)
高度 alt=17.8°/方位角 A=39.5°(北東)
太陽離角 Elong=61.3°
位相角 β=84.1°
太陽の方向角 =178.7° 太陽の反対方向(尾の方向)=358.7°(2000.0)
天文薄明始=21日4時29分 太陽高度 alt=-20.7°
天頂方向角 V=-54.4°(北から東回り) / V+180=125.6°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=8.21 月離角 Elong= 112°(地心) 月高度 alt=-51.2°
軌道の元期:19961113 (観測日は元期から-23.2日経過)

絶対等級M1 = 9.8等(1auからの光度)
8'のコマ実直径 = 19.7万km(月軌道円の0.3倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=411km

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