- 20.79UT m1=2.1, DC=-, dia=18' (Eyes 1x)
最初肉眼で彗星位置付近を見て、いきなり2等の彗星が目に入った。これだけはっきり見えるのは初めて。光度はついに1P/ハレーの2.8等(1986年3月25日)を上回った。ちょうど10年ぶりである。核のはっきりした小さい雲状。月ほどには見えない。尾があったかも。肉眼でも光度比較星に困る。
1996年3月21日3時55分(TZ=+9)の小数表記:20.78819UT = 20.78891TT (ΔT=61.7s)
r=1.135au Δ=0.181au
α=14h52.6m δ=+3°48'(2000.0)
α=14h52.4m δ=+3°49'(視位置)
高度 alt=53.5°/方位角 A=212.5°(南南西)
太陽離角 Elong◉=137.2°
位相角 β=36.6°
太陽の方向角 =85.6° 太陽の反対方向(尾の方向)=265.6°(2000.0)
天文薄明始=21日4時19分 太陽高度 alt◉=-22.7°
天頂方向角 V=25.9°(北から東回り) / V+180=205.9°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=1.34 月離角 Elong☽= 151°(地心) 月高度 alt☽=-29.6°軌道の元期:19960427 (観測日は元期から-37.2日経過)
絶対等級M1 = 5.8等(1auからの光度)
18'のコマ実直径 = 14.1万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=131km