150倍による中央部のスケッチ。K.20(46倍)で核からジェット状の尾が伸びているのがわかった。長さは3'程度だが、さらに伸びているかも。わずかに曲がっているようにも思えたが錯覚か?視野全体がコマの輝きに埋め尽くされている!
- 22.73UT m1=1.0:, DC=5, dia=55' (8.0cm屈折 23x)
核付近のジェットは尾とわずかに方向が異なっているかもしれない(ジェットが反時計回り方向に)。また、太陽方向に微かだが、やはりジェット状のものがある。コマは太陽方向には圧縮されている。また、平たくなっている。K.20(46倍、1°)の視野全体が白っぽく、コマ内にある。
1996年3月23日2時26分42秒(TZ=+9)の小数表記:22.72688UT = 22.77572TT (ΔT=61.7s)
r=1.095au Δ=0.132au
α=14h48.9m δ=+19°38'(2000.0)
α=14h48.8m δ=+19°39'(視位置)
高度 alt=73.7°/方位角 A=178.1°(南)
太陽離角 Elong◉=135.7°
位相角 β=39.5°
太陽の方向角 =67.0° 太陽の反対方向(尾の方向)=247.0°(2000.0)
天文薄明始=23日4時16分 太陽高度 alt◉=-38.0°
天頂方向角 V=-1.7°(北から東回り) / V+180=178.3°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=3.28 月離角 Elong☽= 147°(地心) 月高度 alt☽=-40.4°軌道の元期:19960427 (観測日は元期から-35.3日経過)
絶対等級M1 = 5.4等(1auからの光度)
55'のコマ実直径 = 31.7万km(月軌道円の0.4倍)
2°の尾の実長 = 0.00760au (114万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=96km