1995O1_088-editPosi.jpg

  • 1995O1_088.jpg
  • 24.45UT m1=-, DC=-, dia=12', tail=1.5° (8.0cm屈折 46倍)

核の輝きも強いが、そのすぐ近くに輝くダストの塊がある(核を1/4周ほど取り巻く輪)。一見すると核が分裂しているようにすら思える。その外側にスパイラルが1~2本みえるが不明瞭。

18~19世紀の大彗星のスケッチに何層にも重なったコマや複雑な形のものが描かれているが、今わずか8cmのレンズでそれが見えてると思うと、やはりHBはすごいのだろう。それも⊿=1.6AUで。


1995O1_089-editPosi.jpg

  • 1995O1_089.jpg
  • 24.46UT m1=-, DC=7, dia=15', tail=3° (5.0cm双眼鏡 7倍)

夕方の観測では今までで最高の条件。曲がった尾が特に美しい。観測を忘れてしまう。尾の長さは短い。Ⅰの尾は見えた気がするが、あまり自信がない。


1995O1_090-editPosi.jpg

  • 1995O1_090.jpg
  • 24.45UT m1=-0.5, DC=8, dia=-, tail=3° (0.0cm肉眼 1倍)

ひさびさの肉眼スケッチ。肉眼でも尾が曲がっているのはわかる。カペラと互角。減光を考えれば、まだマイナス等級。シリウスとも比較できる。

C/1995 O1 (Hale-Bopp)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   1995O1  1997 04 24.45             8.0R11  46  12        1.5             AIKxx
   1995O1  1997 04 24.46             5.0B     7  15    7   3               AIKxx
   1995O1  1997 04 24.45 !  -0.5     0.0E     1        8   3               AIKxx

1997年4月24日19時51分(TZ=+9)の小数表記:24.45208UT = 24.45281TT (ΔT=62.5s)
r=1.004au Δ=1.659au
α=4h16.9m δ=+30°13'(2000.0)
α=4h16.8m δ=+30°12'(視位置)
高度 alt=16.8°/方位角 A=295.5°(西北西)
太陽離角 Elong=34.3°
位相角 β=34.4°
太陽の方向角 =246.9° 太陽の反対方向(尾の方向)=66.9°(2000.0)
天文薄明終=24日19時56分 太陽高度 alt=-17.1°
天頂方向角 V=57.7°(北から東回り) / V+180=237.7°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=16.99 月離角 Elong= 161°(地心) 月高度 alt=1.6°
軌道の元期:19970313 (観測日は元期から42.5日経過)

12'のコマ実直径 = 86.6万km(月軌道円の1.1倍)
1.5'の尾の実長 = 0.00128au (19万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1203km

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