スケッチは残してないので、mixiに書いたコメントより。
双眼鏡でオレンジ色の輝くコマがはっきりし、光度は3.0等星と1.8等星の中間ぐらい(2.5等)と目測。紛れもなく肉眼で見える明るさです。
雲を通して双眼鏡でかろうじてですが、はっきりと確認できました。
多くの人の話の通り、オレンジ色に輝くコマがはっきりしています。
これほど彗星の色を意識したのは百武彗星&ヘールボップ彗星以来です。
恒星状ではなくコマが拡散を始めているようです。
21:50(JST) 5cm7x双眼鏡 光度約2.5等 コマ直径=1' DC=8
これほどすさまじい姿の彗星は見たことがない。巨大な惑星状星雲のよう。コマの輝きの中心は核から外れている。
双眼鏡では、2時30分に m1=2.5、dia=4'、DC=7~8。肉眼で、2.5等級。
以前書いた別の日記からの引用。
月明かりがまぶしい帰りの原宿の夜空で、現在爆発中の「ホームズ彗星」が見れるか挑戦してみました。イベントでも使った小さい双眼鏡で試したところ、見事に星雲状の彗星を発見。そのまま肉眼でも2等星としてしっかり確認できました。都会の空で肉眼でも見える彗星は10年ぶりかな?
2日前に比べ、確かにコマが肥大化している。ただ、月明の影響が弱まったためか、コマの輝度の衰えは感じない。一見すると、中心を除いて平坦な雲状だが、輪郭がわずかにバンド状に濃いように感じる。コントラストゆえの錯覚かもしれないが。
内部コマは、位置角220度の方向が濃く、コマの輪郭は240度が濃い(オリジナルスケッチ参照)
双眼鏡で0時15分に、m1=2.3、dia=5'、DC=7
月明の影響がさらに減って、コマの輝きはむしろ増したように思う。中空のように見える(スケッチでは強調)。実際にはもっと滑らかで平坦なのだが手書きではその表現が難しい。オリジナルスケッチも参照。
肉眼ではカシオペア座の各星と比較して、2.3~2.5等級。やや拡散状に見える。
双眼鏡でもコマが大きい。肉眼ではM31の見えない空。
夜半まで曇っていたが、3時前に起きて見たらきれいに晴れていた。透明度もよく今まででもっとも良い条件。
肉眼でもわずかに拡散している。ただ、光度はαPerよりδPerに近くなった。εともほぼ同じ。
20cm62倍で、やはり不気味な姿は変わらない。中空であることが分かる。コマの輪郭は240度方向の拡散が目立ってきた。中心部はこのまま尾になりそう。核は恒星状のままわずかにコマをまとっている。300倍に拡大するとコマで視野がいっぱいになる。
コマは、12'x15'。太陽方向に6.5分、尾の方向に9分。内部コマは尾の方向に5分(オリジナルスケッチ参照)
双眼鏡でもコマが中空である様子がわかるようになってきた。
3時10分に肉眼でm1=2.7、DC=8、
さらに膨張を続け、62倍でも視野がきつくなってしまった。確かにコマの度は低下したが、明るいことに変わりない。中心核は小さく暗くなったよう。
倍率を上げるとコマを通してたくさんの星が見えてくる。
肉眼では、0時25分にm1=2.7、DC=7~。
コマの肥大化はさらに進んでいる。1度の視野でもかなりの面積を占めている。コマの輪郭の明瞭な部分とぼやけた部分の差がはっきりしてきた。
核は62倍では星状の核は分からない。133倍以上でも12等級かそれ以下。その代わり、中心部の周囲はやや集光している。
肉眼ではコマはαPerの3分の1まで広がっている。
光度はメガネを外して測定。0時20分にm1=2.7、DC=7、dia=0.4度。
双眼鏡でもかなり大きく、以前62倍で見た姿のよう。尾がある?
双眼鏡でのスケッチは初。双眼鏡でも大きく見える。以前に62倍望遠鏡で見た姿のよう。核は見あたらず、ゆるい集光部とその外側、コマの輪郭はやや濃くなっており中空に見える。
双眼鏡5センチ7倍で、m1=3.0、dia=25'、DC=4
肉眼でも集光のある円盤状。12.71UTに、m1=2.8、DC=5、dia=0.6deg
1日で大きな変化があるわけではないが、結露がない分観測はしやすい。透明度は昨日以上。コマを通して無数の星が見える。双眼鏡でコマの外端に接していた恒星は、完全に取り込まれている。核はなんとか12等級程度の恒星状?やや集光。
m1=?、DC=3、dia=28'x24'コマの形状は、元スケッチ参照。
若干透明度が劣るせいか、雲が淡く感じられたが、目が慣れると見やすい。まだコマの端ははっきりしている。ただ、尾の側の拡散が著しい。中心部は、それ自体が彗星のように尾を引いている。集光は1'以内にあるが、恒星状の核は200倍でも見あたらない。
肉眼ではまだ目を反らすと明るい。2.7~2.8等級。
双眼鏡では大きいコマがはっきりする。やや輪郭が濃い。中に尾状の集光があるのは変わらない。αPerとほとんど接触している。光度はB法で4.0等級、M法で3.5等級。
肉眼では最初見えなかったが、撤収する時再挑戦してようやくαPerに接する集光した雲が見えた。やや細長い。αPerよりやや暗い程度。測光は難しい。
膨張はヒドくなっているが、まだまだ外側のコマも含めてよく見える。太陽側の輪郭はまだはっきりしている。内側の「尾」はまっすぐとαPerのそばまで伸びている。
中心核は、恒星状のものは見あたらないが、1'程度が集光しその外側もやや明るい。
しばらく見ぬ間にさらに巨大化し、ついに50分の視界に収まりきらない!
太陽側はそれでもなんとか視野円に収まっている。ただ、異常に淡くぱっと見では外側のコマはわからない。目を反らしてやっとコマの境界がわかる。かなり淡く、意識しないとわからない。
肉眼では大きな丸い雲が印象的。
双眼鏡では、巨大なコマがよくわかる。輝度は低く淡いが、輪郭のはっきりした半円は明瞭。集光はごく弱い。輪郭が濃く集光部との間はやや暗い。
肉眼で3.1等級。
望遠鏡(20cm)では、もはやコマが拡散しすぎてほとんど判別できない。中心部は8P並みの光度。
双眼鏡5センチ7倍で、なんとか外側までわかる。3つの恒星の三角形の中心に、ややはみ出しながら収まっている。
肉眼では丸い雲状。
ほぼ1ヶ月ぶりの観測。肉眼では確実な姿としては見えなかったが、双眼鏡5センチ7倍で、かろうじて見えた。非常に淡く拡散して、目を反らし気味にするとごく淡い集光部が見える。ωーβの間ぐらいの角距離はありそう。天頂近くにあった19時頃の方がよく見えた。光度はωPerより暗く、7等星よりは明るい。