昨日は望遠鏡スケッチだったので、今日は双眼鏡で。夕方まで曇っていたが、晴れ間が出てきた。近くのλOphとほぼ同じかやや暗い。尾がうっすらと伸びる。コマは小さくなり、集光が増している。
彗星アーカイヴ
20cmなどの眼視観測によるスケッチがメイン。ごく稀に写真。「投稿日」は観測日時に合わせてます。
昔のスケッチもこっそり上げるため、突然10年以上前の「投稿日」が出るかも。
月がそばにありかなり見にくかったが20cm36倍でごく淡いコマがわかる。光度はかなり不正確。コマの大きさだけはよくわかる。目が慣れると見やすい。62倍より36倍の方が良い。地球に接近中の2Pのよう。
仕事の10分の休憩時間を利用してやっと見ることができた。C/2025 A6と比べると暗く、5cm双眼鏡ですんなりとはいかないが、一度見つけると見やすい。C/2025 A6よりもコマが大きく集光は弱い。尾がごくかすかにある気もするが??光度は5.9等星と6.3等星の中間ぐらい。もっとじっくりと見たかった。
(追記)勤め先は山間部に近いため、自宅(川越市内)よりも2等級ほど暗い星まで見えます。

寝過ごしてしまい、観測開始が薄明後になってしまった。透明度の良い空の下、20度以下に下がった彗星は5cm双眼鏡でよく見える。強く集光している。αCVnが良い目印。尾は非常にかすか。光度は近くの4.7等星と4.9等星の中間だが、大気減光で0.1等級暗くした。肉眼でαCVnはよくわかるが、そばの彗星は今一歩届かず、「あるかどうか??」という感じ。
雲が広がり諦めて荷物をまとめた頃に晴れ間が再び出てきたため、双眼鏡スケッチも描けることになった。細い尾が5.2等星の3分の1あたりまでは見える。かなりかすかだが。コマは10月2日の時より大きい。明るさは近くの5.2等星と6.6等星の合成等級とほぼ同じか、わずかに明るい。5.7等星よりは確実に明るい。
台風一過で思いがけず良い透明度の星空。下弦の月明下でよく輝くコマが見え、うっすら右下に伸びる尾もわかる。見事な彗星らしい姿。11cm86倍でも核はよくわからず(8等か、それ以下)。4時を過ぎた頃に一気に雲が広がってしまった。
雨上がりで結露がひどい。5cm双眼鏡ではあまり期待していなかったが、恒星状ですぐに見つかった。注視すると周囲が拡散していて、さらに左上へ尾が伸びているようにも見える。8等星ぐらいの星状の核があるようにも思える。光度は6.6等星~6.8等星とほぼ同じ。観測中は常に人工衛星が視野のどこかに飛んでいるような状況だった。
台風一過の晴天。20cm36倍でも微星状の光斑として見える。62~100倍で拡散しているのがわかる。集光があり近くの12等星のような見え方。核は167倍でわからないが、シーイングが悪いせいかも。光度は9.86等星よりわずかに暗く10.25等星と同じかわずかに明るい。
9日から探し始めて3日目にしてやっと捉えた。20cm36倍でオレンジの背景でシーイングで潰れてほとんど核だけのよく輝く頭部と、すっと尾が伸びる様子がわかる。光度は水星(-0.3等)よりは1等程度暗く感じるが大気減光が-1.9等ほどあるのでマイナス等級には達していそう。5cm7倍双眼鏡でも小さい尾がよく分かる。6:20に見え始め、6:42まで追跡出来た。
前日に星の位置(からす座)で方向を確認していたのが好奏したようだ。
(追記)スケッチでは視野に見えていた電線や建物の屋根を省略していますが、実際には電線の隙間から覗き見るような感覚でした。
近日点後も夕空で1週間探し続けましたが、見つけることは出来ず、これが唯一の観測となってしまいました。








