このサイトについて。

2006年開設、2013年5月再建。自分が見た天文現象(主に眼視&スケッチ)をただひたすらあげていく感じで。彗星とか、小惑星による恒星食とかに興味があるようです。昔のスケッチあげたり懐古趣味にも浸りたいかと。更新情報は@akwr2でも。

  • 彗星アーカイヴ中の「投稿日」は、観測日時です(数日から数十年の間隔が空くこともあります)。
  • 星雲星団スケッチの「投稿日」は観測日時ではありません(文字通り記事作成日です)。

2018年10月21日未明に予報されていた現象です。今のこの時期は非常に天候が悪く、この日も夜半前まで雲が立ち込めていましたが、仮眠から目覚めた1時すぎには、見事に晴れ渡った星空となっていました。

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確率は5%程度と低いながらも、掩蔽帯からは近く恒星も10等と明るいため、わずかに期待して臨みましたが、結果としては通過に終わりました。この後は、週末と良好な透明度を生かして3彗星と1星雲のスケッチ、その後に3等級のオリオン座流星群1個を見ました。

記事の続きで報告メール(抜粋)

NGC1501(「オイスター星雲」)

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  • 2018年10月21日3時00分 20.3cmシュミットカセグレン167倍(PL12mm)+天頂プリズム

20cm62倍でもすぐに分かる丸く平坦な星雲。輪郭は拡散していて、はっきりしない。100倍以上では、平坦だがわずかに中空のようにも見える。133~167倍が最も特徴がわかりやすいが、雲は淡くなる。中心星は206倍でもわからない。

(補足)きりん座のマイナーな惑星状星雲です。英語圏では"the Oyster Nebula"として知られているようですが、日本語で「オイスター星雲/カキ星雲」と呼ばれることは(英語文献の翻訳以外では)、今のところほとんどありません。

星雲自体は8cmクラスの小望遠鏡でも見ることができます(追記のスケッチ参照)。写真では複雑な模様が目立って、中空感はありませんが、濃淡だけ見ると、確かに中心が薄くなっているように見えます。中心星は14等級で、20cmでも見えるはずですが、このスケッチの時はわかりませんでした。

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  • 0021P-2018_009.jpg
  • 20.80UT m1=11.0, DC=3, dia=2.0' (20.3cmシュミットカセグレン 133倍)

だいぶ南下し、高度も下がった。もう無理かと思ったが注意深く見ると20cm100倍以上で見つかる。62倍では厳しい。拡散したが、集光はまだ保っている。尾は想像もつかない。64P、38Pよりも見づらい。今回帰はこれで見送ることになりそう。

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  • 0038P-2018_003.jpg
  • 20.78UT m1=10.7, DC=3-4, dia=2' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

まだ淡く容易ではないが、20cm62倍でも見えるようになってきた。拡散しているが、64Pよりも集光は強く、中央集光は目立つ。、光度は64Pとほぼ同じ印象。視野内は、星団かと思うほど星が多い。

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  • 0064P-2018_002.jpg
  • 20.72UT m1=10.5, DC=2-3, dia=2.5' (20.3cmシュミットカセグレン 100倍)

月が沈む前から向けてみたが、20cm62倍でも大きく拡散したごく淡いコマがわかる。集光が弱く平坦だが、100倍以上では小さい中央集光がわかる。13等程度の星状核があるかと思ったが、集光の中心とはずれているので恒星のよう?光度は近くの10.1~10.7等星に近い。2時01分に視野を下から上へ帯のように輝く黄色の流星が、痕を残しながら一瞬で流れていった。オリオン座流星群?

10月7日の深夜(未明)に予報されていた現象です。台風一過の透明度に恵まれ、無事見ることができました。

今回は、当日秋葉原で買ってきた5V→12V昇圧ケーブルをさっそく使い、モバイルバッテリーで望遠鏡を駆動させてみました。望遠鏡が壊れないか心配でしたが(計算上は問題ないはず)、無事動きました。荷物量は鉛蓄電池に比べると劇的な減量です。

現象自体は、対象星が13等の微光星でかなり不安でしたが、実際に確認してみるとかなり明るく(体感11等)、楽に見ることができます。掩蔽帯の真ん中にあったので、絶対減光すると期待して見たのですが、予報時刻を過ぎても減光は起きず、残念な結果になりました。

このあとは3彗星のスケッチを行いました。

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記事の続きでJOIN-ML報告メールより抜粋。

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  • 0021P-2018_008.jpg
  • 06.78UT m1=9.5, DC=3-4, dia=3' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

月明がなくなり、輝く姿を期待したが、まったく逆で、20cm62倍で(視野に入れても)すぐに見つからないほどの姿。目が慣れ、ようやく大きく拡散したコマが見えてきたが、かなり減光している模様。南下や結露を考えても9等以下。

0038P-2018_002-editPosi-35-0.7.jpg

  • 0038P-2018_002.jpg
  • 06.75UT m1=11.2, DC=3, dia=2' (20.3cmシュミットカセグレン 133倍)

1ヶ月ぶり。やや明るくなり、20cm62倍でもかすかにわかる程度。まだかすかだが100倍以上が良い。64Pに似た拡散度・集光だが、(それより)やや明るい。透明度は良く、冬の天の川もわかるが、結露がひどい。