まったく予定していなかったが、薄明まで時間があったので急遽星図を印刷して望遠鏡を向けてみた。ごくかすかではあったが、それらしい光斑を見ることが出来た。260Pよりもさらに暗く小さい。集光はあるようだ。光度比較をすると、近くの12.3等星とほぼ同じ~明るい程度で、260Pと同じ光度のようだが、高度差(59度と79度)が見え方の差になっているかも。
(追記)2020年の春に明るくなると期待されている彗星ですが、当初予想よりも暗い光度で推移しているようです。
C/2017 T2 (PanSTARRS) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2017T2 2019 09 07.78 S 12.3 U4 20.3T10 133 1 4/ ICQ XX AIKxx
2019年9月8日3時47分(TZ=+9)の小数表記:07.78264UT = 07.78345TT (ΔT=69.7s)
r=3.375au Δ=3.352au
t - T = -240.2days(近日点通過まであと240.2日)
α=5h24.6m δ=+23°38'(2000.0)
α=5h25.8m δ=+23°39'(視位置)
高度 alt=58.5°/方位角 A=103.6°(東南東)
太陽離角 Elong◉=82.7°
位相角 β=17.2°
太陽の方向角 =86.5° 太陽の反対方向(尾の方向)=266.5°(2000.0)
天文薄明始=8日3時51分 太陽高度 alt◉=-18.7°
天頂方向角 V=-59.2°(北から東回り) / V+180=120.8°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=8.34 月離角 Elong☽= 168°(地心) 月高度 alt☽=-47.3°軌道の元期:20190514 (観測日は元期から116.8日経過)
絶対等級M1 = 9.7等(1auからの光度)
1'のコマ実直径 = 14.6万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=2431km