3月19日の観測（スケッチNo.29）

19.42UT m1=6.4, DC=5, dia=7' (5.0B7x)
19.44UT m1=-, DC=5, dia=4.5', (20.3cmSCT 62x)

夕方まで雨が降り、予報でも曇りだったが、日没後に急に晴れてきた。透明度が良いが無風で結露・モヤがひどい。スケッチは10分で仕上げざるを得なかった。彗星はついに6等台を下回った。いよいよ急減光に入ったかも？

5センチ7倍双眼鏡では6.3～6.5等星と同程度。5.8、6.0等星よりは暗い。ちいさく見えにくくなってきた。20時頃（高度27°）には存在すらかすかになった。

20センチ62倍では依然として集光。星状の核が弱くなったがまだ見える。小ぶりになったとはいえまだ明るい。317倍ではコマ内の12等星と同じ光度。尾はどの倍率でも不明。36倍（1.4°）の視野でδCas、M103とそれぞれ同視野に入る。ただし、M103とは完全に入らず中心のみ、端は視野から外れる。

C/2014 Q2 (Lovejoy)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   2014Q2  2015 03 19.42 xB  6.4 HV  5.0B     7   7    5            ICQ XX AIKxx
   2014Q2  2015 03 19.44            20.3T10  62   4.5  5                   AIKxx

2015年3月19日19時6分（TZ=+9）の小数表記：19.42083UT = 19.42164TT (ΔT=69.1s)
r=1.479au　Δ=1.605au
α=1^h23.9^m　δ=+61^°21^'（J2000.0）
α=1^h24.9^m　δ=+61^°26^'（視位置）
MPC予報光度 m₁=8.0等
高度 alt=32.7°/方位角 A=325.5°（北西）
太陽離角 Elong_◉=64.4°
位相角 β=37.4°
太陽の方向角 =205.2°　太陽の反対方向（尾の方向）=25.2°（J2000.0)
天文薄明終=19日19時18分　太陽高度 alt_◉=-15.6°
天頂方向角 V=73.7°（北から東回り） / V+180=253.7°（天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます）
※月は地平線下。
軌道の元期：20150226 （観測日は元期から21.4日経過）

絶対等級M₁ = 5.4等（1auからの光度）
7'のコマ実直径 = 48.9万km（月軌道円の0.6倍）
m₁=6.4とした時の標準等級：H_{25(MPC採用値)} = 1.12　H₁₀ = 3.67　
参考：彗星の位置における1秒角の大きさ=1164km

2015年3月19日19時31分（TZ=+9）の小数表記：19.43819UT = 19.43900TT (ΔT=69.1s)
r=1.479au　Δ=1.606au
α=1^h23.9^m　δ=+61^°21^'（J2000.0）
α=1^h24.9^m　δ=+61^°26^'（視位置）
MPC予報光度 m₁=8.0等
高度 alt=29.9°/方位角 A=326.6°（北北西）
太陽離角 Elong_◉=64.4°
位相角 β=37.4°
太陽の方向角 =205.2°　太陽の反対方向（尾の方向）=25.2°（J2000.0)
天文薄明終=19日19時18分　太陽高度 alt_◉=-20.6°
天頂方向角 V=68.8°（北から東回り） / V+180=248.8°（天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます）
※月は地平線下。
軌道の元期：20150226 （観測日は元期から21.4日経過）

4.5'のコマ実直径 = 31.4万km（月軌道円の0.4倍）
参考：彗星の位置における1秒角の大きさ=1165km

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3月19日の観測（スケッチNo.29） - C/2014 Q2 (Lovejoy) ラヴジョイ彗星