夜半過ぎに雨が上がって、急速に星空が見えてきた。既に夕方の空に移っていると思ったが、念のため確認すると、まだ明け方でも見えていることに気づいて、急遽準備した。
かなりの低空で、蛍光灯の明かりがジャマだが、ほぼ周極星だったため、早い時間から観測できた。結露がひどいが透明度は良い。
シンチレーションが激しく、微光星が彗星状に見えるほど。62倍では、一見して見つからない。133倍まで拡大して、2つの星の間にある集光のある小さい光斑がわかった。ほぼ真ん中にあるように思えたが、しばらくすると11等星に近づいた。
光度は、11等星と9等星の中間ぐらいに見えるが、付近の10.29等星にも近いかもしれない。ボケボケの星像なのでよくわからない。もしかすると9.6等星ぐらいはあるかも。
20cm 100xにて、m1=10.3: dia=1'、DC=4