初めて光度が下がった(近日点後初観測である)。透明度は良いがモヤがあり結露と光の拡散がある。光度は0.1~0.2等以上上方修正も。コマは内部に1'程度の明るい部分があり、集光度も高めである。恒星状の核は確認出来ず。彗星は20~9ミリ接眼鏡がもっとも良く見える。
1991年9月20日3時30分(TZ=+9)の小数表記:19.77083UT = 19.77152TT (ΔT=58.1s)
r=0.961au Δ=0.928au
α=7h55.6m δ=+19°45'(2000.0)
α=7h55.1m δ=+19°46'(視位置)
高度 alt=32.4°/方位角 A=88.0°(東)
太陽離角 Elong◉=59.5°
位相角 β=64.2°
太陽の方向角 =100.5° 太陽の反対方向(尾の方向)=280.5°(2000.0)
天文薄明始=20日4時02分 太陽高度 alt◉=-24.2°
天頂方向角 V=-59.3°(北から東回り) / V+180=120.7°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。
軌道の元期:19910921 (観測日は元期から-1.2日経過)
絶対等級M1 = 9.0等(1auからの光度)
4'のコマ実直径 = 16.1万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=673km