0052P-1999_004.png

  • 17.70UT m1=11.6, DC=6, dia=1' (8.0cm屈折 73x)

わずかに集光が劣るのでダメかと思ったがそうでもない。小さくよく集光し、核らしいものがある。ただし、微星(スケッチには描けない)が多くそのひとつの可能性もある。光度はP/1998 U3とあまり変わらないような気もする。11.2~11.3等?

(2015年5月3日付記)彗星の位置を再調査すると、ちょうど彗星の位置に12.85等の微光星があった模様。コメントにあるように微星のために実際より光度や集光度を高めに見積もっていたようです。当時の測定値11.3等を合成等級とすると、彗星光度は11.6等程度と思われます。

1999年1月18日1時55分(TZ=+9)の小数表記:17.70486UT = 17.70560TT (ΔT=63.5s)
r=1.759au Δ=0.804au
α=7h08.7m δ=+38°57'(2000.0)
α=7h08.6m δ=+38°57'(視位置)
高度 alt=56.3°/方位角 A=288.2°(西北西)
太陽離角 Elong=159.0°
位相角 β=11.5°
太陽の方向角 =326.9° 太陽の反対方向(尾の方向)=146.9°(2000.0)
天文薄明始=18日5時22分 太陽高度 alt=-59.2°
天頂方向角 V=81.4°(北から東回り) / V+180=261.4°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。
軌道の元期:19990122 (観測日は元期から-4.3日経過)

絶対等級M1 = 12.1等(1auからの光度)
1'のコマ実直径 = 3.5万km(月軌道円の0.0倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=583km

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