0015P-2014_022-editPosi.png

m1=11.4, DC=2, dia=1.5', (20.3cmSCT 133x)

月明が去って久々の暗夜の観測。観測自体は満月下の2月3日(18時20分にm1=10.8: DC=3-4)以来だが、その時に比べてもかなり淡く暗くなっている。20センチ100倍で厳しく、133倍でもきつい。拡散が進んでいるよう。206倍でようやくわずかな集光のある姿が明瞭になる。光度は、ちかくの11.1~11.4等星並みの光度。比較星自体の光度がカタログ値よりずれているように思える。

0015P-2014_022.png

15P/Finlay(2014)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
 15        2015 02 06.41 xS 11.4 TJ 20.3T10 133   1.5  2            ICQ XX AIKxx

2015年2月6日18時45分(TZ=+9)の小数表記:06.40625UT = 06.40706TT (ΔT=69.1s)
r=1.145au Δ=1.462au
α=0h25.8m δ=+6°17'(J2000.0の真位置)
高度 alt=31.6°/方位角 A=253.5°(北から東回り)
太陽離角 Elong.=51.4°
位相角 β=42.3°
太陽の方向角 =244.4° 太陽の反対方向(尾の方向)=64.4°
太陽高度 alt=-18.7°
天頂方向角 V=51.3°(北から東回り) / V+180=231.3°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
軌道の元期:20150127 (観測日は元期から10.4日経過)

絶対等級M1 = 10.6等(1auからの光度)
1.5'のコマ実直径 = 9.5万km(月軌道円の0.1倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ1060km

  • 作成(公開前):
  • 最終更新: