望遠鏡で確認した後、双眼鏡(5cm7倍)を固定して丁寧に探して17時20分に見つかった。ほぼ恒星状だったが、次第に恒星とは違う独特の柔らかい拡散した(小さい)コマがみえてきた。斜め左上に少し伸びる尾もわかる。17時30分ごろが見やすかったが、17時40分を過ぎると低空になり薄れてきた。光度は近くの4等星四辺形とほぼ同じかやや明るい。何機もの飛行機が視野を通過して、比較星の邪魔をして紛らわしい。
C/2021 A1 (Leonard) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2021A1 2021 12 18.35 wB 4.2 HV 5.0B 7 7 10 m ICQ XX AIKxx
2021年12月18日17時30分(TZ=+9)の小数表記:18.35417UT = 18.35499TT (ΔT=71s)
r=0.706au Δ=0.335au
t - T = -15.9days(近日点通過まであと15.9日)
α=19h46.3m δ=-26°11'(2000.0)
α=19h47.6m δ=-26°07'(視位置)
高度 alt=7.8°(大気差を補正した見かけ高度=約7.9°)/方位角 A=229.6°(南西)
太陽離角 Elong◉=27.8°
位相角 β=139.4°
太陽の方向角 =269.1° 太陽の反対方向(尾の方向)=89.1°(2000.0)
天文薄明終=18日18時02分 太陽高度 alt◉=-11.8°
天頂方向角 V=43.4°(北から東回り) / V+180=223.4°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=14.03 月離角 Elong☽= 143°(地心) 月高度 alt☽=19.9°
軌道の元期:20211110 (観測日は元期から38.4日経過)
絶対等級M1 = 6.6等(1auからの光度)
10'の尾の実長 = 0.00149au (22万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=243km